電車での雑誌
060411
また一週間が始まった。
庭園系の方々のお守りみたいなことが続いている。
気持ちが入らないと進む。進む。(やば。笑)
ま、いいやな。こんなもんかってな感じ
それでも、時間が刻々と過ぎていて疲れる。

そんな気持ちで電車に乗りこみ、つり革にだらりとつかまる。
「あー疲れた。」
新人と思わしき座っている兄ちゃんたち
パリパリのスーツとピカピカの靴
それでも、やっぱり疲れている。
「そうよ、社会人なんてそんなもんさ。」と心の中でつぶやく。

んで、彼らが広げている雑誌に目が行く。
覗き込んでいるわけじゃない。見えてしまうのさ。

一人は飲み屋の紹介の記事がイッパイ載った雑誌
「おお、旨そうだな。いいねぇ。俺も行きたいさ。」

もう一人はと言うと
社会人のTPOみたいなのが載ったマニュアル的な雑誌
「何だかなぁ。そんなん読まないと会社を渡れないのかなぁ。」

やっぱり不安なんだろう。
社会に出て、それなりの常識を学習しようとする態度は見上げたもんだ。
(職業柄?そういう雑誌を読もうと思ったことはないです。)

でもだ。
どっちの兄ちゃんが会社と言う社会で大成するかはわからない。
ただ、どちらの人生が楽しいのかと聞かれれば、即答できる。
当然、飲み屋雑誌の兄ちゃん。

雑誌に書いてあるTPOなんてピッタシカンカンになることなんて殆どない。要は起きることに対してどう臨機応変にこなしていくかなんさ。
時に乗り越えられない波を見送ることもあるし、誰かにオネガイしてしまうこともある。

TPOの兄ちゃんも、5月ごろにはそんな雑誌を「アホくさ」と卒業してもらうことに期待する。変にGW過ぎまで、それを引きずるとドロップアウトの確率が高くなりそう。

雑誌というもんを買わなくなって久しい。
今はネットで殆どの情報が手に入る。

それに電車の中で雑誌(特に写真付きのやつ)を広げていると、そのヒトの内容や考えていることがわかってしまうようで何だかこっぱずかしい。

ふと、そんなことを考えた夜更けの電車だった。
| つぶやき | 01:15 | comments (8) | trackback (0)
Comment
うんうん (´-`) あのころの自分を思い出すね。
ひとつだけ言えることは、「約束の時刻の5分前に集合」は
ばかばかしい教えだってことだ。

何のこっちゃわからんね。ごめんよ。
| 小山美樹 | 2006/04/12 10:34 AM |
>>ミキテイ
約束の5分前、それってちゃんと実行してますよ。(笑)
でも携帯がそんなTPOも吹き飛ばしてしまったみたいだね。
若者よ、頑張れ
| ink | 2006/04/12 12:44 PM |
マニュアルどおりにことが運べばそんなに楽なこたぁないよな。
でもそのマニュアル(では決して無いんだけどね)のようなものがいかほどのものかも・・。
結局踊らされても安心しようとしているということなのでしょう。
現場は教科書どおりではないのをつくづくと味わってもらいましょう。
それが社会教育です。
いい悪いは別にして相手を慮るというのが社会生活の基本とするならば、5分前の到着を意識するのはアタシは当然といいたいな。
| Flap | 2006/04/13 12:09 AM |
>>Flapせんせ
やっぱり、現実は教科書通りには行かないですよね。
でも、それだから現実社会は面白い面があったりするんですよね。次は何が起きるだろかって...。
それが楽しめなければやっていけない。
そうそう、そんな方々は役所で教科書通りの業務をしてもらいましょ。
でも、役人もそうでない時代がもうそこまで来ている。笑
| ink | 2006/04/13 12:14 PM |
5分前の到着を意識するのは当然派ですが
最近意識とは裏腹に約束時間ギリギリになっている自分。。
ほんまに なにがおこるか わかりませんね 
長い時間かけて学校の授業で習った事ってなんだったんだぁ?
| tAma. | 2006/04/13 02:21 PM |
>>tAma.さん
時計を買いましょー。(笑
ワタシも時計を新調しました。
でも時間ギリギリに到着するのも、一種の技です。
あんまり前に居ても、相手が恐縮しちゃうし...。
時間をどうやりくりするのかが、上手くなったということですよ。
| ink | 2006/04/14 12:14 PM |
ごぶさたです。盆地で、年若い後輩どもをこづきまわす毎日です。ヤツらは牧羊犬が追わないと家に帰れない羊の群れであり、先輩のやったことをたとえ失敗でも忠実に真似るカルガモ君であり、小林少年を欠いた少年探偵団です。

特に22歳のピカピカの新人君は、初日に新車をブロック塀でガリガリと磨き(笑)、2日目には欽ちゃん走りで待ち合わせ場所に遅刻し(本人は遅れまいと必死で走ってきたらしいんですが、遠目にはどう見ても「欽ちゃん」でした…)、3日目には指示を全部受ける前に事務所を飛び出していったので、携帯電話で呼び出そうとすると机の上から「タラリラ〜」と間抜けな音が(苦笑)。ちなみに着メロは「アルプスの少女ハイジ」でした。先輩社員に強要されたらしいです。

……こんな連中との毎日、本社にいた頃に比べ確実に疲労度はアップしています。癒しが欲しい今日この頃。
| iso | 2006/04/23 02:37 PM |
>>isoさん
そうですか。地方の空気に戸惑っているみたいっすね。
それが地方の良いとこでもあり、堪らないとこでもある。
ワタシも地方の学校行っていたから、わかります。
その地方の空気って、ワタシは好きなんだけどなぁ。
東京に戻ったとき、その空気がとてもいとおしいものだったとなると思いますよ。
郷に入れば〜を楽しんでみてくださいよ。
(^^)
| ink | 2006/04/23 04:18 PM |
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