旅の友
051103

前々から話していた遠隔地の仕事が始まる。
打合せに休み開けに行くことになった。旅の始まりだ。
仕事柄どうしても打合せとなるとA3サイズの書類や図面が増える。
普通のバッグでは入らず、B3サイズのかばんとなる。やっぱり資料は折り目なくピンと張っていて欲しいのだ。

それに1泊となると着替えも必要となる。
色んなところに出かけ、色々なかばんを探したが、最後に辿りついたのが絵にあるようなナイロン製のパネルバック。でもこういうちとお洒落なやつではなく、もっと薄っぺらなやつ。

駆出し坊主の頃は、お洒落なかばんをと厚手のバックも持った。
だが、重い。かさ張る。着替えと一まとめにしたら、とんでもなく重くなる。
そのせいで折角の旅が、どうしようもなく苦行になってしまう。
一度、重さを考えて紙袋もためしたが、どうしてもボンビーな感じかつ雨には非常に弱く、折り畳むと結構かさばる。

だから、ペラペラ、ヨレヨレの黒いナイロンのバックに出会ったとき、「これだ。」と決まった。
重さ数グラム。要らない時は折り畳んで仕舞える。持ち手は長めで肩から下げられるし、結べば手提げともなる。
飛行機に搭乗する際は、手荷物検査で廻りのビジネスマンのカッチョイイかばんと比べてみすぼらしくもあるが、そんなもんはもう卒業したのだ。

現代の「風呂敷」みたいなもんかな。
使って10年ぐらい経っているが、ワタシにとってコレ以上のものはない。

こいつとまた旅です。
| 旅の途中 | 02:16 | comments (4) | trackback (0)
Comment
虚飾を排して機能美を追求する旅慣れた人の荷物やね。
やっぱりまだまだ紙の図面が活躍してるんですな。
サイズがでかいとやっぱり紙の図面のほうがいいよね。

うちの業界はもともと紙をあまり使わないけど最近は
まったく出番がなくなったので、むかし持ち歩いてた
筒状の図面ケースは濡れた折りたたみ傘入れとして
再利用してます。
| 小山美樹 | 2005/11/03 10:26 AM |
>>ミキティ
そうそう下手にCADでデジタルデータがコピーが出来るもんだから、どんどん紙資料が増えるんです。昔は手描きで切り貼りして作っていたので、「どうやって書類を減らすか」を考えていたけど、今は安易に増えてしまいました。
筒状のもの。こちらはA1サイズのときはまだ活躍してますよ。
やっぱりデータだけでは、まだこちらの業界は無理そうです。
工事現場で、端末で図面を見るっていうことが、まだ想像できないっす。苦笑
| ink | 2005/11/03 12:44 PM |
戦士に休息はない。
また旅に出るのか・・。
ええなぁ・・・。
| Flap | 2005/11/04 10:59 PM |
>>Flapせんせ
旅の空からです。随分と旅の感覚が薄れて、右往左往しています。たまにの旅はやはりいいもんです
| ink | 2005/11/05 06:44 AM |
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