節分
070203今日は節分
近所の神社の節分祭に行ってきた。
今まで、3日は平日と重なっていて毎年は見物に行けてなかったが、今年は都合良く土曜日と重なっていたので、コドモ連れて行ってきた。


近所の神社と言っても、ココの節分祭は結構イケてる。

「鬼は外、福は内」のような撒豆とか撒餅とかでなくて、本格的なのだ。

簡単に言うと聖護院ばりの山伏たちの祭りなのだ。

袈裟と篠懸(すずかけ)をまとい、手には錫杖を持った山伏達が祭りに花を添えてくれている。

地域が山が近く、本当に昔、山岳信仰があったみたい。

昔、この地に引っ越してきて、この祭りを見た際、驚いた。地方でも、これだけしっかりとした祭りを守ってるとこあるんだなぁって。

山伏の人が印を結びながら、唱える

「臨兵闘者皆陳列在前」

帝都物語/荒俣宏でおなじみのドーマンセーマン。九字を切った。

渋いねぇ。ちゃんとやってた。

コドモは、ほら貝としゅうしゅうと舞い上がる真っ白な煙に歓声をあげていた。

それを見て、帰りには当然!

「太巻き寿司」を買って頂きました。
(恵方まで向いてまでは食べなかったけど...。)

でも、これって関西だけなのか?
| つぶやき | 22:47 | comments (8) | trackback (0)
Comment
なんかで読んだけど昔関西にあった風習みたいですね
ちなみに生まれ育った泉南にはありませんでした
節分はいわしと麦飯です!
(もっとも私が知る限りですが。。。)
東京在住の方がだしているメルマガに「恵方巻きを食した」とあったので少なくても今年は東京でも食べている?
数年前初めてコンビニの天井にぶらさがる巨大な海苔巻きを見たときは「なんと間抜けなディスプレイ!」とインパクト大でした
| tAma. | 2007/02/05 01:38 AM |
まぁわしも買ってきたけどな。
別に行事をしたいわけじゃなくて、巻き寿司を丸かぶりすることを常に夢に見てて、年に1回だけそれがかなうということです。

セブンイレブンが起源だって自分で主張してるらしい。昔からあった行事をセブンイレブンが復活させたんだそうな。でもよく聞く説はどこかの海苔屋の組合が仕掛けたってやつだよねぇ。

むかし河合奈保子がテレビで丸かぶりの話をしたとき「あぁなんとなく知ってるわ」と思った記憶があるので、80年代にはすでにあったのは確かです。江戸時代末期が起源という記述をよく見るけど、さすがにそれはマユツバですな。
| 小山美樹 | 2007/02/05 02:55 AM |
十年ほど前、長い関東東北ドサ周りから大阪へ帰ってきて初めて知った「恵方寿司まるかぶり」。
生まれ育った京阪沿線のはずだったが、いつの間にか見知らぬ文化に侵食されてしまっていて、まるで浦島太郎でした。
しかし、どう見ても奇妙な光景だよなぁ、あのスタイル・・・。
| Flap | 2007/02/05 10:31 AM |
>>tAmaさん
>いわしと麦飯
へぇ、それって初耳。いろんな風習があるんだなぁ。
東京は真似っ子ですな。(笑

1年に1回ってとこがミソなのかもしれない。
正月よりも、大晦日よりも、節分ってとこが何か良い感じがしますよね。
格別の日だったんだろうなぁ。昔の節分は...。

>>ミキティ
伝統を軽〜く否定したいミキティ(?)も、やっぱり買ってきているんじゃないかー。(笑
でも中身がアボガドとか入っているやつじゃないの?
セブンイレブンは「お前が言うな」って感じがしません?
セブンイレブン自体が関西に根を降ろして、そんなに経ってないんじゃないのか>謎

>>Flapせんせ
そうそう、ワタシの生まれ育った味噌文化圏とそのお隣の伊勢文化圏では無かった。
10年くらい前は、そんなにメジャーな慣習でなかったはずだけど。

>>あのスタイル。
で、どうなのよ。Flapせんせも食べたんでしょ。
| ink | 2007/02/05 12:17 PM |
めざしの頭をひいらぎの小枝にさして
窓とか玄関とか外と内の境目に設置するのよ
めざしの匂いにつられて来た鬼をひいらぎの葉のとげとげでやっつけるの
そしてこれは毎年節分の日に新しいモノに取り替えられるの
豆まきは取り替えたあとにやるのよ
ひいらぎの小枝を採りに行くのも年中行事だったわ
いわしと麦飯は昔の晴れの日のごちそうだったみたいね
| tAma. | 2007/02/06 12:51 AM |
>>tAma.さん
詳しくありがとうございます。(^^)
いろいろ云われがあるんだなぁ。感心しました。
でも、めざしはずっと置いておくんですか?
猫が、ひいらぎに引っ掛かったりして...。
| ink | 2007/02/06 12:13 PM |
ドサ回りしていると、その土地の風習で結構奇妙なことごとに遭遇することが多かったです。
で、年寄りなんぞに話を聞くと、その謂れや成り立ちにその地方独特の因を見てつくづくと文化というものをを感じておりました。
この「恵方巻き」については、誰に聞いても「いつか誰かが・・・」みたいな都市伝説的なあやふやさが見えて胡散臭さが拭いきれないのです。
アタシは踊る阿呆を見て鼻で笑うたちですので、この丸かぶりなるものをしようと思ったことないですな。はは。
| Flap | 2007/02/07 12:41 AM |
>>Flapせんせ
そうですね。恵方巻きは、なんやらと出てきたような気もせんでもない。
>地方のドサ回りの諸々
ワタシも結構、回っていますが、いろいろありますよね。面白い風習。
是非、せんせのログで聞かせてほしいなぁ。
| ink | 2007/02/08 05:46 PM |
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