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背中痛いぞ
070729仕事がようやく落ち着いた。
毎日のように検査漬けだった。
壁の汚れやら、床の傷
一個、一個拾って行く
家に帰っても壁の傷に目が行くぐらいに変な気持ち

6階建ての建物を行ったり来たりするのは骨が折れる。
足が棒のようになった。

久しぶりのピーカンの土曜日
近所の遊園地は、ジェットコースターの事故でプールもやってないんで、ちょっと足を伸ばして、高原のプールまで家族で遠征
初めての場所だったけど、結構涼しくて、良い感じ

観光地の物価はこれでもか、これでもかと言う上乗せ金額が跋扈する昨今、諸々の物価も良心的で、納得
カレー500円に牛丼750円也


コドモに泳ぎを教え、若い女性の美姿に鼻の下を伸ばし、親父してきました。(笑

で、背中はヒリヒリ....。

歳なんだから、お肌にはイカンと反省しきりなのだ。
| つぶやき | 01:47 | comments (6) | trackback (0)
怪しい道具集
070721

仕事が終焉に向って突っ走っている。
職人の皆さんが休みなしで、追い込んだ成果に見学に来た誰もが驚いている。
「ホントに出来たんやなぁ」って

前ログで書いた杞憂、建物は台風にも負けませんでした。ホッと一息。

ワタシと言えば、その建物の検査、検査に飛びまわっています。
最後、急いで追い込んだんで、色々忘れたり、不具合が出たりしたところを、チェックしています。いくら急いでもやる事はやってもらっています。

こんな事も、ワタシ達の仕事。
先日、建物すべてを廻っていたら、夜中の12時になってた。
足は棒のようになってました。

絵にあるような、「伸縮式の手鏡」で見えないところもチェックしてます。

こんな道具、普段持っていたら絶対怪しまれるみたいなモノが活躍するのだ。植草氏じゃないけど、この手鏡はカバンの中には絶対入れておかない。
見えないところが見える道具を持つと、人間、ふらふらと行ってしまう。(笑

他には先が磁石になった伸縮式のもの
何に使うかって?
それは、磁石にくっつくのが「鉄」、くっつかないのが「ステンレス」

サビに強いのは「ステンレス」
確認のために時々やってます。

そうやってチェックして不具合が出ている所には「付箋」を貼ります。
糊が壁なんかに移っちゃうとマズイので、糊が薄いテープで代用するんだけど、ペタペタと貼りまくります。
建物中に貼られました。

後は、消しゴム
建物のちょっとした汚れは消しゴムを使って取るんですよ。

水拭きしたり、薬品で拭くのは、それから
それでも取れなければペンキやクロスの「やり直し」

そんな道具集を、水の入っていないプラスチックのバケツの中に突っこんで各所を巡る。あんまり格好の良いモノじゃないんだけど

え、何でバケツかって?

これも不思議なんだけど、ワタシの行ったどの現場でも最後の検査にはバケツ隊が付いて来ていた。
カバンに入れて優雅にやってる場合じゃないってことです。
色々入れることが出来て、持ち手が付いていて、実用的にそれがイチバンなんだとの結論かな。

実は、百均へ行くと、怪しい道具集に加えてやろうと狙ってるんです。(笑
何か使えそうな道具があったら、教えてください。
| 企画物 | 08:02 | comments (6) | trackback (0)
台風よ除けてくれ
070714
これまで関わってきた建物が完成に近づいた。
最初、何も無くて「ここに建物が建って...。」とニヤニヤしていた場所に現実に建物となった。
その当時の気持ちは、ココに書いてある。

当初、考えていたものとお客さんの意向でガンガン変更となった。それに合わせて変更に継ぐ変更。改正となった建築基準法では、絶対に無理な方法論。
いつも以上にイメージを伝えるスケッチを提示し、何度も何度も確認した。

「おうおう、わかった。」と理解して貰えてると思っていた内容も、現場を見て「やっぱり、コレコレはこうしたい。」との話が次から次へと持ち上がってきた。
「それは説明しましたよ。」とお伝えしても「でもなぁ、inkさん、そうしたいんや。」

最後は
「私達、素人だから、空間が現実にならないとわからんのや。」と涼しい返答...。

試練だった。いつも以上に我が道を進まれるお客さん。
施工の皆さんに、心苦しく思っていた。
当然、約束している工期には限度があり、変更に伴って限られた時間が削られて行く。
施工費用も上下する。幸い変更についての増額については、お施主さんが面倒を見て頂いたので、それについては一言もない。

ワタシも、それに合わせて連日現場では終電まで打合せ

ホント、所長、施工の皆さんには頑張って貰えた。
施工の皆さんは「何だばかやろう。変更ばっかりしやがって」と思っていると思う。
現場を廻って、そんな「針のむしろの視線」に耐えるのもワタシの責務かと思ってた。
灼熱・酷寒に耐えて、モノを作り上げてきた施工の皆さんに、頭が上がらない思い。
「あの建物な、わしが作ったんや。」と胸を張って答えてもらえると嬉しい。

いつも、現場では素敵な出会いがある。ワタシは人の縁にはいつも恵まれていると本当に感謝。(金運には、全然、縁がないけれど...。笑)
多分、最後は契約や金の話ではないと思う。人の意思と力だと思ってマス。

不謹慎だけど、ワタシも途中からは、当初のイメージがどう転んで行くのかを楽しんでいた。イメージが転んで、ストンと定位置に落ちた気がする。

まだ完遂の位置までは行っていないので、甘い顔は見せていないが、空っぽの土地を見て、ニヤニヤしていたあの時と同じように、心の中でニヤニヤしている。
平穏に終焉を迎えてくれと願ってた。

しかし、タイヘンだった現場に、これでもかの最後の試練がやってきた。
台風が近づいていると言う。
雨、風に耐えられるかの良い体験となるとも思ってる。
きっちり納めた建物は耐えてくれると信じている。大丈夫だ。

しかしながら、植栽は植えたばっかり...。
こればかりは生き物だから、根が付くまではどうなるかわからない。

頼む。台風よ。どっかに去ってください。
お願いします。
| つぶやき | 08:56 | comments (11) | trackback (0)
和を知らず
070707

前に書いた「パンかよ」の場所に、行ってきた。
ちなみに、梅干しが有名な場所

今回は現地集合にして、ワタシだけご当地のモンを食おうと先行して現地入り。
ご当地ラーメンなるものを食した。
期待していた割には、味噌文化圏のワタシには、どっちつかずのモンだった。
スープの色はどす黒いが、その割には味は、はっきりせず。かと言って上品でなく....。好きな方はごめんなさい。ワタシには合わない感じ。
何も、味が濃けりゃイイ訳ではないんです。喜多方ラーメンみたいな上品な味でも良い。何かキラリと光るモンがあればイイ。

ご当地の冠を付けるならば、も少し何か欲しいなと思った。
行った店が不味かったのかもしれないけど…。
ラーメンを語ると通の方々が跋扈しそうなんで、この辺で。(笑

今日は、その土地で見た時代の流れみたいなものの話
時間があったので、ゆっくりとトイレの個室に入った。
デパートのキレイなトイレ。やっぱり夏は駅の公衆トイレよりも涼しい商業施設のトイレが良いな。

「今日の打合せはどうなるかな。」なんて思いながら、用を足して個室を出る。

小学生ぐらいの男の子
ぶつぶつ言いながら、ワタシの方へ向ってくる。
ワタシが出た個室へ突進してくる。

「そうか。待っていたのか。悪かったなぁ。」

扉を空けっぱなしにしながら、小用を足している男の子
洋便器の便座を上げるのも、もどかしく便座の隙間から用を足している姿は何だかなと思った。

トイレの中を見まわすと、小便器のあさがおも空いている。
(小便器って、別名あさがおって語られるんですよ。)

「そうか、あの背の高さでは届かないんだなぁ。」

海外のトイレに行って日本人が対面してしまう問題なんで、彼の気持ちは良くわかる。

床まである小便器は、どうしても床との隙間が汚くなるから、設計の際に敬遠されることが多い。
本当は、年齢層が幅広く来訪するデパートみたいな施設には、1箇所ぐらいは床までの小便器を付けなければ駄目だと思うのだが、そのトイレでは、そこまで心配りがされていなかった。

しかし、ふと見ると和便器が空いていた。

日本では衛生面で、洋便器と和便器がセットで設置されることが多い。
多数の人間が使用するトイレでは、接触しない点では和便器は優れていて、設計の際でも一箇所は和便器でと言う要望が根強いのだ。

しかし、その子供には和便器は使用する場所と言う認識がなされていなかった。
背丈からは使用に足り得る。
まぁ中腰にならなければいけないと言う面倒くささがあるのだが、あれだけ急いでいたならば背に腹は変えられないはず。
それが選択肢として選ばれないと言う事は、和便器はトイレとして認識されていないのかもしれない。

小学校とかで、和便器が次々と撤去されていると聞く。家庭では殆どが洋便器になった昨今、使い方すら判らない子供が増えたそうだ。

洋便器が導入された頃、和便器でするように洋便器の高いへりに乗っかって用を足すなんて人がいたなんて話は、今や昔
まさに洋と和が逆転してしまった。
時代の流れを感じてしまうなぁ。

しかし、野山に行って、今時の子供はどうやって大の方をするのだろうか。
やっぱり和方式の方が自然に近い形だと思うのだが…。
| 企画物 | 22:44 | comments (4) | trackback (0)

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