2005.09.29 Thursday
忙しかった。
やっと続いてきた仕事が一段落しそうな予感。
まだまだ、いろいろなチェックがあるのですが、とりあえずワタシの出来る部分はでけたかなぁと思う。
ここへのログもひさしんぶり。
皆さんのところにもご無沙汰してるなぁ。
モノを作っているんで、他に何かを作る(それほど大仰なことはしてないのですが…。)というような体力も気力も失せておりました。
途中、庭園の方々の茶々入れもあったりして、ココロがささくれてました。
今の仕事が終わったら本格的にお付き合いしなければなりませぬ。嗚呼。
知らない内に朝夕が涼しくなって、何とか灼熱の夏を乗り越えた実感がする。
「あー終わりそう。」
少しだけしんみりした気になっております。
過ごしやすい秋はイイ。
コドモといろいろ出かけようと考えてます。
そんなことを思っていたら、阪神が優勝してた。
今頃は、心斎橋はすごいことになってるんやろか...。
2005.09.18 Sunday
仕事が大詰め。
三連休も仕事、どこか一日だけは休むつもりですが。
考えることが、次から次へと出現する。
「あー、ここ変えたいなぁ。」
「ここを変えると、アレ、アレが変わってしまう。」
そう、もうすべてが連関している状況。
「ここはひとつこのまま行って、現場で変更するか。。。」
でもそんな状況となると、寝覚めが悪い。
「えーい、やり直せ。」
またある時点まで戻る。
そんな繰り返しです。
連日、遅くなるのだが、人が少なくなった終電近く、ホームでは人々が捨てたごみを清掃する人たち。
その清掃している方が持っていたプロの道具。
「自家製ちりとり」
下部にはワックスか何かの、一灯缶を切ったものを横向きに置く。
その上には、ダンボールを設置。
持ち手は、木製で使い込まれている。
あんまり、じろじろ見るのも何なのだが、観察してしまった。
下には「ほうき」で掃かれた小さなごみを入れ、上には大物の燃えないごみや雑誌などの紙類を入れていた。
2段式になっていて、機能的。
今のご時勢、市販品が安く売っているのに、それを使わないってことは、よほど使いやすいのか。はてまた大阪市交通局がよほどケチクサイのか。
たぶん前者かと思う。
ありそうで、なさそうなもの
2段式のちりとり。
製品化?
いやいや、需要がそれほどあるとは考えられない。
それにしても、一灯缶。
昔はいろいろ使ったいたように思う。
焚き火に使い、網置いて秋刀魚や肉やヤキイモ焼いたりしてた。
ドリフのコントでは、アタマに落ちてきたり...。
プロレスで悪玉が必ず、善玉のアタマをかち割るのに使ったり...。
いつも、なんでプロレス会場に一灯缶があるんだと思っていた。
2005.09.13 Tuesday
通勤路に、柿の木が植わっている。
近所の人が持っている柿の木で、秋になりたわわに実ると少しだけおすそ分けしてもらえる。今年はどんなかなとちょっと楽しみ。
どうした訳か、今年は、その通勤路にもう青い実が沢山落ちるようになっている。
少しだけカジリカケの実。。。。。
もったいない。
カラスの奴らの仕業だ。
「くそっ。もうツツイテイルのかよ。まだ青いじゃねーか。」
しかしながら、カラスの奴らも賢い。
不味いものは食べない。
どうやら今年の実は、渋柿ではなさそうだ。
楽しみにまってます。近所のおばちゃん!
意地汚い?
でも、食べきれないくらい成っていたら、少しくらいいいじゃないか〜。
どういった訳か、コドモ達には柿は不人気なので、専ら大人の食用となる。
梨もあんまり好きくない模様。
ははは、そうだな、秋の味覚は、渋い大人の味さ。
これがわかれば大人だぜ。
そんな旨い物が沢山ある秋が楽しみ。
総選挙が終わってしまった。
結果は、自民の大勝となった。
2/3の議席数を確保したことで、何でもできることとなってしまった。
郵政民営化、憲法改正、増税...。
民意が得られたと大見得切って、打って出てくるはず。
小選挙区制度、ホントにこんなんでいいんか。
新聞によると、
自民に入った得票数は3251万票
民主に入った得票数は2480万票。
しかしながら、議席数は296議席対113議席...。
2倍強だ。
物凄く多くの票が死に票となって漂っている。
諸手を挙げて、自民万歳と言っている訳ではないのだ。
この死に票の中に、ワタシの票もある。
そんなこと考えると、熟れる前にカラスに食われる柿以上にやりきれないのだ。
2005.09.09 Friday
疲れている。
仕事もピークに差しかかり、毎日夜遅い。
で、朝いつもの電車よりも、少し遅めの電車に乗車する。
その電車に乗ると5分ほど遅刻する。
「これくらい勘弁してくれよな。」てなことで、着席した。
疲れている時はちょくちょく利用させて頂いている。
この時間の電車に乗車している面子はいつも同じ。
「座れる」ということで狙い目なのだ。
正規の時間帯には就業地へ到着できないので、乗っている面子も個性的だ。
その中でも特に個性的な2人が、今日はニアミスをしていて、興味深々で眺めてしまった。
ひとりめ
初老のじいさん。
ビニルの買い物袋に紙パックのジュースを入れて、そこからストローを突込み「ちゅーちゅー」とジュースを音をたてて飲む。
ジュースを飲むのも去ることながら、買い物袋で隠すように飲む姿が一種異様。
マンハッタンのドランカーが紙袋で酒瓶を隠すように飲む姿に通じるものがある。
そして、何よりもすごいストローの吸引音。
廻りもじじいのやることと、いつも生暖かい眼で見つめている。
名づけて「チューチューじじぃ」
ふたりめ
途中の駅で乗車してくる中年のおっさん。
年の頃、40半ば。
少し緩めに座っていたチューチューじじぃに「ツメテクレ」とのたまう。
ゆっくりと移動するじじぃに対して半ば強引に座り込む。
おもむろに足を組んで眼鏡をかける。
ナルシチシズム満開。
眼鏡にはシニアレンズも入っている様子で下げ気味。
そして拡げるコミック誌。
何をやっている人種かわからないが、この人物。拡げる雑誌はいつもコミック。
当然ながら毎日種類が違う。コミックにかけるエンゲル係数は非常に高い様子。
頭髪がもう殆ど逝っている。
時々隣になることがあるが、もう匂うのなんの。
そう、育毛剤の匂い。
しかも安物の匂い。
なぜわかるのかって?
会社のおっさんがふりかけていて、何か聞いたことがある。
答えなかったが、カマをかけて聞き出した。
その匂いと全く同じ。
最近では、おばちゃんの化粧品ですら、微香性のものが増えたというのにこれだけ匂うのはちと不快。
「もっと高級品つけろ。」と思ってしまう。
その個性的な二人が隣合わせということで、何か起きるか期待していたが、二人とも全く意に介さぬ様子。
それぞれに自分の世界に入っていった。
ナルシーにコミックを読む育毛剤の横でチューチューと音を立ててじじぃがジュースを飲んでいた。
つくづく日本は平和だと思う。
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