2005.08.31 Wednesday
調べ物があって
建物を新しく建設する敷地へ朝一番で行って来た。
当然ながら整地されて、まだ何もない。
夏だから、草が茫々と生えている。
いつも何も無い敷地へ行くと気が引き締まる。
ただの荒れ果てた土地。
植物と鳥や昆虫の息吹しか聞こえない。
目を閉じて、想像する。
ここに人が働く。
ここで人が集う。
ここで喜怒哀楽が繰り広げられる。
頭の中は、そんなイメージで膨らむ。
そう思うと顔が綻んでしまうのです。
近くを歩いている人が見たら、変質者と思うだろう。
これだけは、お客さんのみならず設計者の特権です。
で、関わる人々が増えるに従い、同じ夢がだんだんと伝播される。
でも最初の最初に夢のきざしを感じられるのは、設計者のワタシ。
そんな時は一瞬で、後は実務に追われ、工事関係者から「どうしたら良いのですか」と質疑に追われる身となることはわかってはいるもののちょっと良い気分。
こんな気持ちを残しておこうと思います。
2005.08.28 Sunday
仕事が忙しかったり、家の排水管が折れてしまったりとバタバタな毎日を過ごしています。
工事がタイヘンそうで、辟易しております。苦笑。
夏休みもあと少しの週末、コドモと宿題チェック!
前に夏休みの宿題についてログで書いたが、それも何とかできました。
写真でアップしているのは、そのときに出来た副産物です。
(これは、純粋に親父作!)
ん、工作は結局親父が作ったのかよって?
いやいや、コドモはコドモなりに自分で作りましたよ。
なかなか、やるじゃーんっていう出来です。
(コドモのために作品をアップするのはやめときます。)
海の生き物がテーマで作りたいってことで、紙粘土で生き物を作って、色付けて箱をカラフルに色づけして、キレイに並べて...。
楽しそうにやってました。
親父も、その紙粘土を利用して、作ってみました。
ペットボトルの中の小さな水族館ってもんかな。
楽しかったです。ははは。
2005.08.21 Sunday
うだる暑さも続いている。
今日はお客さんが興味がある場所へ一緒に行ってきた。
是非、小規模でもいいから天体観測ができる場所を作りたいっていう夢。
いつまでも夢があるっていいことなのだ。
「敵えてあげましょ。」ってことでお勉強。
細っそい、細っそい道をぐんぐんと登っていく。車一台だけが通ることができる道。
めっちゃ心細い。
やっとのことで現地に到着。
そこには、麓・大阪での暑さが嘘のように、空気が澄んでいた。
秋風が吹いていて、少し肌寒いくらいの気候。
標高750m
ちと、庭園の方々に辟易としていたワタシにはこの澄んだ空気が心地よい。
もうヒグラシがカナカナカナ・・・・・と鳴いている。
ひとあし先に秋の雰囲気を満喫してきた。
この場所は関西でも穴場だそうだ。
この検索1、検索2でも表示されないぐらい。
ただ現地に着くと多くの家族連れが来ていた。
どうやら、夏休みの自由研究に使いたいと来ているみたい。
着いた時間は、まだ薄暮であったので、暮れ行く関西の晩夏に身を浸した。
「ああ、夏が終わっちゃうなぁ。」なんて感慨に浸りながら心地よい時間を過ごした。
ワタシは、それほど星には興味がないのだが、間近で見る金星、木星。
木星に至っては、縞々の模様がくっきり。好きな人にはたまらないのだろう。
ジュピター、ヴィーナス、嗚呼。
今度はコドモたちを連れて来てみたいと思った。
風を受け気持ちは秋になって、平地へ戻ってみたら、やっぱり暑かった。
夏もあともう少し、がんばろー。
2005.08.16 Tuesday
休みを利用して名古屋へ行って来た。
せっかくやっている万博へ行って見ようとも考えたのだが、このくそ暑い中で長時間の待ちを考えるとちとツライのでやめた。万博専用FMまで流れていて、気持ちを急かせる。
冬まで延長してくれよ。ホント。寒い中なら、いくらか待てる。
延長戦はないんだ。跡地利用に忙しいんだよなぁ。全部、金に絡んでいる。仕方ない。
それでも、跡地にはメイとサツキの家なんかも少しの間残すみたいで、寒くなったら行って見ようと考えている。
往きには新しくできた伊勢湾岸自動車道へ乗ってみた。
将来的には東名高速に連結するようで、高規格3車線道路。立派な道路でした。
しかしながら、まだ今現在連結されていないので、写真を見ていただいてもわかるように、ガラガラ。。。。
地上何メートルだか知らないが、ものすごく高い位置を走っていた。そんなに地上では風を感じなかったが、この道路では横風をモロに受け、ハンドルを握る手に力がこもる。
「うーん、こりゃ強風や大雨、台風が来たら通行止めだな。東名連結のメイン経路になるにはちとツライだろ。」
でも夜景はちと見物みたいだ。まぁ本家レインボーブリッジの照明も手がけたデザイナーのライトアップ。
カップルの皆さんはお勧めかも。それにしても、すべて2番煎じの感がする。何だかなぁ。
そして、前ログにも書いた名古屋港にできたVILAGGIO ITALIAへも行ってきた。
クルマでアクセスすると、もう車の大渋滞。ちっとも動かない。
「駐車場を何とかしろ!」
待つのがキライなワタシ。急かすコドモたちを横目に、車列をUターン。コドモたちのブーイングを無視。金山まで戻る。百円パーキングに車を乗り捨て、地下鉄でアクセス。
渋滞を横目に余裕でアクセス。ちとコドモ達も機嫌を直した。
ゲート前では、銭をとっていた。土日など特定日は1,000円のクーポンを入場ゲートで購入し、中で使う形となっていたのだ。しかも釣り銭は出ない。
「こんなのボッタクリじゃねーか。」と思いつつも、仕方なく払って入場。
中に入ってみると、思った以上に、ニヤニヤする作り。
雰囲気として押さえるところは押さえていて、面白い。街中には、ガーリックとオリーブオイルの匂いが充満して食欲を刺激する。ただ、入場制限するように人間が多すぎ。街中を走る馬車は溢れる人を轢きそうになっている。苦笑。
どこの食い物屋も長蛇の列。しかも、クーポン券では食事はできない。ここでも憤慨。
ゴンドリーレが作られた箱庭のような堀端をクルクル廻っている。ゴンドラ自体は、イタリアで作られた本物を輸入しているようだ。船頭も本場から連れてきたモノホン。
鼻歌を歌って良い感じ。
アレに乗りたいとコドモたちが言うが、これも1時間待ちのようだったので親たちはパス。
「だって、本場でホンモノにのったことあるもんねー。」
聞くところによると、堀川という川を実際に運行する計画もあったようだ。
認可しろよ>名古屋市
結構、堀川の再生にもいいかもしれないぜ。
またほとぼりが冷めたら、来てみたいと思った。
そんなこんなで汗かきつつ、充電してきましたです。
ふと気づくと、携帯の着信履歴に庭園の方からの電話履歴があった。
しかし、華麗にブッチした...。
2005.08.12 Friday
♪麦わら帽子は もう消えた
♪たんぼの蛙は もう消えた
♪それでも待ってる 夏休み〜
by Takuro Yoshida
と言う事で、やっとのことで夏休み
いろいろあった前半戦。
暑さもまだまだつづく
ひとやすみして、またがんばりましょ。みなさん。
充電一杯にして帰ってまいります。
おっしゃー。
じゃまた!
2005.08.10 Wednesday
雲を切り裂いて航空機が飛んでいる。
眼下には小さくなった街が見えた。自分達の住んでいる街。思いの他小さく見えた。その小さな街にある、さらに小さい我が家。
窓横には、再度復活したようなプロペラがブ−ンという唸りをあげて回っている。
昔、YSと呼ばれたプロペラ機のことを思い出す。
それほど昔の話ではないが、10年ぐらい前は、この地方路線もジャンボ機が飛んでいたはずだ。効率化の下に削減された経費。スッチ−の経費すら削られた感じ。おっと、この意見には、非難ごーごー受けそう。
でもね。スッチーはやはり若くてキレイな娘さんがいいのだ。
しかしながら、人的財産は貴重な存在。地方路線にはエースの投入は難しいのだろうか。
それだけで旅が潤いあるものになりそうな予感がするのになぁ。
周りを見渡すと、夏休みを満喫する子供たち。飛行機に乗ることを本当に楽しんでいる。
一方のワタシと言えば、うんざり系。
「何でこのくそ暑い夏休みシーズンに飛行機まで乗って遠征しなけりゃいけないのか...。」
今回も前ログに挙げたように庭園の皆様のおつきあい。
私の子供達も祖父母の下で楽しんでいるだろうか。2度と来ない夏を楽しんで欲しい。
親父は今日もまた仕事に汗水たらして勤しんでいるぞ。もっと効率良くできれば良いのだが、こればかりは何とも出来ない。勘弁してくれよ。>子供たち
世間では夏休み真っ盛り。
空港は田舎へ帰省する人々であふれ返っていた。
アナウンスでは「この便は座席が足りない恐れがあります。座席を譲ってくださる方には、現金2万円か、マイレージ1万5千マイルを差し上げます。」と語っていた。
「おいおい、ブッキングしまくりかよ。そりゃねーよな。誰もこれに答えてくれなかったら、誰かが泣きを見るのか...。」
皆さん、盆、正月に航空券チケットを押さえていたら、丸儲けできるかもしれませんでー。
そういうワタシもキャンセル待ちをかけていた。
昨日、突然に「inkさん、明日はもう少し早くこちらに来ることは出来ませんか。」との問いが発せられた。相変わらずの庭園の方々の我侭一杯な要望。
「こちとてあなた達に拘束されるほど、暇なわけじゃないのです。ああっ」
何とか、この窮地の中、空席待ちは引っかかった。
相変わらず庭園の方々の相手は胸糞悪くなってくる。
だが、これを書いても気分悪くなるだけだから書かない。
♪俺の、俺の、俺の話を聞け〜。
♪2分だけでもいい。。。。。。。
思わず叫びそうになったけど、庭園のルールで口にチャック。。。。笑
ところで選挙になっちゃいましたね。
自民党は、郵政民営化の踏絵みたいなこと言っているんだけど、そんなことどーでもいいって思っている人々が一杯いたりする。
そんなものは必要がなければなくなって行くはず。
言いたい点はひとつ。腐った都市部の郵便局員は粛清して欲しい。
民主党の岡田さんが言っていることの方が、本筋なんだよな。
景気、年金、保険。。。
もしかすると、もしかする。
何にも増して自民党の造反議員は胡散臭さが先に立つ。
イメージの現代、これはひじょーにマイナスなんだな。これが。
2005.08.07 Sunday
モクモクと立ちあがった入道雲。暑い空気がぶつかり合い摩擦を生じさせ落雷雲を生む。
急に暗くなった空は、ゴロゴロと音を立てている。
突然稲妻が光り、激しい落雷の音がした。
時をおかずして、大粒の雨が天から降り出した。
たまらんとです。忙しくて...。
こういう時はログを挙げないに越したことはないのだが、半ばヤケッパチ。(笑
久しぶりに創った建物にふたたび会った。キチンと使われていてホッとした。
良い材料を使ってみっちり考えた部分は、そのままの趣きを保っていてにんまりする。
ここは何年かしたら、メンテナンスが必要だなと思った場所は、思ったとおり痛んでいた。
頼みます。メンテナンスしてくれよぉぉぉ。
今回は、その持ち主が変わると言うことで、相手と話をしてきた。
元持ち主は地方の公的な機関の方々なのだが、何も変わっていないことに愕然とする。
自分たちの論理で話を進める。誰も責任を持って発言しない。時間ぎりぎりまで自分たちの中で話をヌクヌクさせながら、ニッチもサッチもいかなくなると我々にすがってくる。
その割に考えの甘さを指摘するとすねる...。
前に関わった際は、ワタシも駆けだし坊主であったので、「それっておかしくねーか。」と思いつつも何でも「ハイハイ」と答え従順に従った過去を思い出す。
今回、再度同じ庭園にいる人々と再会してみて、彼らが何も変わっていない点に懐かしさを感じつつも、憤慨やるせない。
持ち物を手放す必要が生じたのも、彼らの収支計画の甘さに起因していた。
そして民間に委譲するにあたり、内部を作り替える必要が生じたのは庭園の中での自分たちで勝手に作ったルールに拘泥し、ワタシ達が提案した「現実に即した構成」を却下した点に起因していた。
庭園には庭園のルールに厳密に縛られるのはわかるし可哀想とも感じるが、もう少し世間と言うものを感じた方がいいのではないかと思ってしまう。
郵政民営化には手放しで賛同はできないが、こういった庭園のアナクロさを見せ付けられてしまうと「やむなし」と思うのだ。
何年か前に予測した通り、当時彼らが拘った庭園本位のシステムが陳腐化していた。時代は残酷に彼らの考えを否定した。
それを許してしまったのはワタシ達の責任でもあり、何だか肩身の狭い思い。
「これはこうした方がいいのではないですか。」
「inkさん、言ってることはわかりますが、庭園のルールではそこまではできないことになっているんで...。」
(また世間とズレて2の舞いを踊るつもりか...。)
「ところでウチのボスが、こういう資料を作ってくれと言っているんですが、作れますよね。当然、土日なしでイケマスよね。お盆も休まないでくださいよ。」
(おいおい、自分の論理で物を語るな。それに、そんな資料意味ねぇーよ。ホントに商売する気あるんか。あるわけねーよな。屁理屈こねて庭園勤務料もろうていればどーなってもいいんだよな。それに誰でも自分たちは天上人だと思っているなんて大間違いだぞ。おまいら全員、一回下野しなはれ。庭園にはお盆休みはないのはわかるが、それを民間人に強要するな。ちと、毒強ですか。すいまそん。)
くそ、ワタシはそんなに暇じゃねーんだぞ。
お金を頂いているお客さんの仕事がおそろかになるじゃないか...。
そんなこんなで、当分、コドモのような庭園の皆様のお相手をしなくてはなりませぬ。
何だかなぁ。
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