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なんちゅうかの春の日
050406

春だなぁ。ほんわかした気分で通勤。
いつもの電車にダッシュで乗り込む。
乗り換えの接続が悪いのでダッシュです。決して遅刻しそうだからではないんです。くそぅ。接続が悪すぎだぞ。(憤
多分、夏になったら、これすらも暑くてできそうにないから、乗る電車を変更する必要がある。

乗り換えした電車では、いつもより異常に混んでいる。
「今日から、新人が増えたのかなぁ。それにしても混んでいるなぁ。」
あっちによろよろ、こっちによろよろする真新しいスーツ...。
「しっかり、立ってろ。ニューフェイス!」と心の中で叫んでいる。

しかし、次の駅で殆どの人間が降りていった。
ガラーンとした車内。
怪訝に思ったら、真新しいスーツの横には、おめかししたおばはんが必ずセットでいた。
「そうか。今日は大学の入学式か。どうりで、社会人にしちゃスーツが浮いてた感じがするよ。」
ホッとひといき。

それにしてもだ。大学の入学式っていうのも、お母ちゃんと一緒に出席するものなのか。
確かに関西では最高学府とおぼわしき大学、入学するまでの苦労は並大抵のもんじゃねーことはわかる。でも、入学式もママと一緒なのか...。

ワタシは金銭的に苦しい進学だったから、勝手に行けって感じだったけどなぁ。
まぁ、セレモニーだ。それも個人の、いや家庭の勝手だ。
おめでとーございました。

昼間、仕事をこなしていると、メーカーとかメーカーとかメーカーとかから電話。
電話はキライだ。決まって、調子が上がってきた途端に電話が鳴り出す。
「明日、行きます。」って勝手に言って電話を切るな。くそっ。
大抵は商品説明を聞くことにしているのだが、こちらにも会いたくないときがある。(憤
しかも、あんたのとこの商品、昔から変わってねーじゃないか...。春の新色なんて話は聞きたくねぇーぞ。(笑
とか、少し憤慨。

で、同僚に手伝ってもらっていた図面が上がってきて、また憤慨。
テキトーに書いていることが、丸わかり。
こなすな。こなすな。
で、妥協できないから、やり直しを丁重にお願いする。
「最初から細かく言えよ。」って雰囲気がありあり。
って言うか、それぐらい君の力はあると思っていたのが間違いなのか...。

最近、出来るのに仕事の上限を線引きする奴が増えて困るぞ。
これも成果主義とかいう個人主義のなせる技なんか。(憤

そんな、平和な誕生日だった。(苦笑

コンクリート平板の隙間から、けなげに咲くたんぽぽのような力強さで生きたいと思う今日この頃です。
| つぶやき | 17:40 | comments (4) | trackback (0)
鳥 族
050404

花粉症たけなわ。
電車の中でもあちらこちらにマスクマンがいる。
暇にまかせて、駅のコンコースで数えてみたら、だいたい20人に1人の割合でマスクマンがいた。
おかげさまでワタシは花粉症にはやられていない。
罹患してないワタシは新人類ではないのだ。(笑
しかしながら、昔、祖父母の家に行った際には、鼻水ダーダーだった。
だから花粉症の方々の苦しみはわかるつもりなんです。
隣で親類の子供たちが、いびきをかきながら寝ているのを横目にひとり鼻水で寝られなかった過去を思い出す。
小さい頃だったので、なんでワタシだけこんな苦しまないといけないんだと、田舎の真っ暗闇の中、いろいろ考えていた過去を思い出す。
多分、ワタシのアレルギー反応はイネ科のものなんだろう。

それにしても、最近のマスクは進んでいますね。
あの超立体型のマスク。工事現場では良く見かけたものだが、一般にこれだけ広がるとは誰が予測しただろう。巷であれだけ大仰のものをはめるのは、抵抗があった。
しかしながら、これだけ花粉症が社会現象となると、見てくれなんて構っていられなくなり、誰かがはめだせば特異なことでなくなる。因果なもんです。
現場では利用させてもらったことがあるけど、やはり口の前に空気があるのは本当に楽だ。
マスクマンを見ていると、圧倒的に痩せ型の方々が多い。確かに、アレ。酸欠になりそうだもんなぁ。
製品を売っている会社は一儲けしただろう。

でも街中であれをはめているひとたちを見ると、鳥のように見えるのはワタシだけ?
そんなことを考えているといまにも、クックーって鳴きだしそうに見える。
あの人、にわとり。あの人、雀。あの人、鳩とか...。

今のところ、白色のマスクが主流。
そのうち色がついたのやら、柄がついたものが出ると予想する。

花粉症の方々、あと1〜2ヶ月。
耐えてください。
| つぶやき | 19:06 | comments (0) | trackback (0)
4月そして
050401
4月、新しい年度が始まるという少し気持ちが引き締まる。
電車の中には、新人と思われる若い生き生きとした人物たち。
ネクタイの結び目を気にしながら、前だけを向いて緊張の面持ち。
「また、新しい年が始まったなぁ。」との気持ち。
先輩面して、偉そうなことは言うつもりもない。頑張ってくれよん。おまいら。(笑

私事で恐縮だが、仕事上の私の親っさんと思っていた方が一昨日亡くなられた。
私を拾ってくれた方。
清廉潔白、心の寛大な方でいつも笑顔でいた方だった。

私が入社の頃は、もうVIPでおられたので直接的には仕事をしていなかったが、時々私の元へこられて「inkくん、僕はね...。」と笑顔で応えてくれていた。
酒の席では、酔われるとヘロヘロになって、人の頭をがっしがっし引っ掻き回して、また「僕はね〜〜ぇぇ」と必ず同じことを言っていた。

私の初仕事も「この仕事が来たとき、inkくんの顔が浮かんだんだよ。」と最大限のバックアップをしてくれた方だった。私が無茶(昔から変わってないなぁ。)したときも、会社に弁明してくれたという。

定年で退職された後も、「シルクロードの塩の道を廻ってみたいんだ。」とひとりで世界を廻っておられた。各地で見聞されたことを、時々こられて楽しく話していただいたことが、つい昨日のことのようだ。
今の社会での私の立ち位置があるのは、その方がおられたからと言っても過言ではない。

その方の遺言には、「葬儀も何もセレモニーは行わないでくれ。」とあったという。
だから、私も式典には行けない。
そのうち、ひっそりとお墓へ参ります。

最後の最後まで、「自身の美学」を貫き通した親っさん。
そんな生き方が素敵だった。
ありがとうございました。天国でも思いっきり見聞の旅を続けてください。(合掌)

終わりと始まりが交錯する卯月。
私の気持ちも新しい年にあらたまっている。
| つぶやき | 12:05 | comments (8) | trackback (0)

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