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晩秋
081214
秋深し隣は何をする人ぞ

知らない内に秋も終わりに近づいてた。
紅葉の写真を撮りに行きたいなと思っていたら、もう季節は終わってた
近所の公園へ行ったら、すっかり落葉していた。
御堂筋でも、いちょうの落葉が黄色の絨毯のようになっていて、そりゃー秋の黄色がキレイです。大阪府知事が自慢したくなる気持ちもわかります。

紅葉の写真を撮りに行くと、すげーカメラを持ったおやじ達の品評会みたいで何だかなぁなんて思えてくるんで、ま、良いか。

仕事の方は、当方在籍してるとこもこぼれることなく世の中の不景気旋風に晒されて厳しい模様。今夏の個人的苦境を考えれば、もう仕事は勘弁ってな感じだったんで、少しゆっくり仕事をさせて貰おうなんて思ってる。
でもこう全体的に調子が悪くなってしまうと、給金自体にも影響が出てきそうで恐ろしい。

 巷での非正規労働者の解雇や各所の民事再生なんて聞くと、あんだけ好景気に騒いでた会社達がなんでまたと思える。
 小泉時代に会社の調子が悪くなったら「切れる部分」(巷では調整弁と呼ばれているなぁ)をうまくシステムに組み込まれてしまった感がある。ウチも多くの派遣の方々が去ってゆく。好景気の時には、頑張っている人間に還元値が小さく、不況になれば有無を言わさず切り捨てる。踏んだり蹴ったりのシステムだな。

日本の政治家も堕ちたもんだ。
こんな時代だから、池田勇人元首相の伝記本 沢木耕太郎著『危機の宰相』を読み返してみた。最初は国民にも怪訝に思わた「所得倍増」の理念を掲げ邁進した時代の宰相の話を顧みた。

時代が良かったとも言えるが、政治家にはこういう国民を幸福にする施策を掲げてほしいと願う。「所得倍増」のスローガンは夢や大風呂敷みたいに語られているが、それにはきちんと理論的にもフォローするブレーンの下村治氏が居た様子。
ブレーンと言えば小泉元首相に付いてた竹中氏が挙げられる。が、根本は違ってるな。竹中氏の理論は企業さえ儲かれば良いシステム

企業だけが得をするシステムでなく、ましてや困れば消費税を上げれば良いみたいな簡単な話に堕としてほしくないんよねぇ
何なんだよ。3年後の消費税上げが、既成事実みたいになってるのは...。
国民の多くはそれについて了承してないぞ。
漢字すら読めない宰相に、未来を決めてほしくないなぁ

財源が足りないのはわかる。消費税上げが必要なこともその通りなんだろう

でもさ。
その使い方の思想や理論を示してくれよ、きっちりと選挙でさ。
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