2007.12.27 Thursday
鰹たたき王国行きが定例化してきた。
この師走の押し迫った今週も行ってきた。
ちと旅疲れと風邪気味で、今日はさすがに酒抜き。
空港に着くと、到着ロビーを通り抜ける。
そこにはおじいちゃん達がどっとソファに座っていた。
皆、農協か漁協かの帽子をかぶってジャンパーを引っ掛けた同じような姿で、一様に到着ロビーの出口を仏頂面で注視している。
「何なんだ。これ。慰安旅行でも行くのか」
と思っていたら、出口から走ってくる子供の姿を見るや否やおじいちゃんが立ち上がって満面の笑みをたたえたかと思うと、大きく手を広げ、孫を出迎える。
皆、孫の来るのを待っていたのだ。それで大きく納得。
地方空港では、この師走ならではの光景が繰り広げられていた。
親父たちとは別便で先に冬休みを迎え、帰省する母と孫たち
多分、家ではおばぁちゃんがご馳走を作って待っているんだろう。
孫の頭を抑えながら駐車場に向かう人達を見ていて、何だかほっこりした気分になった。
我が家も先にコドモたちは帰省して、今は悠々の独り暮し
とは言っても遠征や仕事で家にはほとんどいないんだけどね。
帰りの便では、地方空港で少年が空港職員のおねぇさんに連れら、スチワーデス(客室添乗員って言わないとアカンのか...。)にバトンタッチされ、伊丹の到着ロビーまでしっかりと連れて行って貰ってた。そこには、地方と違っておばぁちゃんが待ってた。
(こういうのはちゃんとどうなるのかそろーっとチェックしてる。)
大阪におじいちゃんは居なかったのは、仕事が忙しいからか。まぁ良い。
でも飛行機の旅って運賃を片方に置いておいたら、めちゃ安全なルートじゃないかなんて思えた。新幹線や特急だったら、電車に乗せても車輌内ではどんな人と接するのかわからない。到着駅の前で降りてしまったらなんて思うこともある。
航空機だったら、客室添乗員という責任持った添乗者の存在がある。また途中下車なんてものはない。いいかもしれないと思った。
そんなこんなで師走はずんずんと深まってゆく。
親父達ももう少しで冬休みだ。
皆さん、今年一年、お疲れさまでした。
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