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コーナーの狼おばはん
061119
どさ廻りが続いている。現地調査やら、現場やら。
飛行機や列車でポイントまで飛んで、そっからレンタカーを使うことが多い。
地方に行くとバスも1時間に1本とかで、現地にいる時間に制限が起きると乗り遅れちゃったりして、タイヘンなこともしばしば。
また、駅前にすらタクシーが待機してないこともあったりして、やはりレンタカーが一番だなと感じた。

このレンタカー、最近では確実にカーナビが付いていて重宝する。
今までは、横に座る人間に地図を見てもらい「そこ右。次を左」とかやって、間違っていたり指示が遅くなったりすると、気まずい車内になっちゃうことも多い。
その点、ナビは良いですね。たとえ間違えた指示だとしても、「てめー、間違えた指示出しているんじゃねーよ。」と笑ってすませる。間違えても、直ぐに別ルート検索してくれる。こんな部分は機械任せでもいいかなと思う。

それに最近のナビには、レストラン表示機能なんて付いちゃってて、表示を切り替えれば、即座に近辺の食事所が表示されたりする。

知らない地に行ったとき、「もう少し走れば、もっと別のめし屋が見つかる。」との期待に結構、食いっぱぐれたりしてしまうことが多いんじゃないだろうか。
事前に行程の途中のどこどこでめしを食うなんて予定を立てることはあんまりしないから、結構行き当たりばったりなワタシには嬉しい機能。
「あー、こっから先はもうメシ屋が無さそうだから、この辺で手を打つか。」

自分の車にはナビなんてついてないので、こんな機能を知ってしまうと、久しぶりに物欲の気持ちがうずき出した。

そんなことをしながら、見知らぬ土地のドライブが続いた。
高速道では対面の1車線。前に赤いファミリーカーがトロトロと走っている。
「高速なのになぁ。もう少し早く走ってくれへんかなぁ。」
仕方なしに後を低速で続く。こちらもそれほど急いでないので、クラクション鳴らしたりパッシングはしてませんよ。
インターに到着。やっと前の「とうせんぼ的なクルマ」から開放されると思いきや、同じ方向へ行く模様。乗っている方を見ると、サンバイザーをかぶったおばさんだった。

「あちゃ、これからもずっとご一緒なの…。仕方ないなぁ。」

しかし、進んで行く内にどんどん道幅の狭い峠道へ。ナビもそちらを指し示している。
「げ、こんな道を通らないといけないのか。」
前に走っていた赤い車、心なしか調子良い。コーナーを廻るスピードが凄いのだ。
ヒュンとコーナーに入ったら、心地よいスピードで立ちあがって行く。完全におばはんのシマに入った感じ。気づいたら、2コーナーも差をつけられていた。
親戚のヒトが「都会の道は走りづらい。やっぱり田舎の道は走りやすい。」と言っていたこともあったから、自分のテリトリーの道は走りやすいと言うことはわかる。
それにしても、この早さは異次元な感じ。

「おばはん何物」ってな感じの驚きの連続。

一緒の道を走っている人間にしかわからない感覚。畏怖すら感じてしまいました。
レンタカーはオートマだったんで、ミッションのクルマで勝負してみたいなんて思った。
でも、あのコースじゃ勝ち目ないだろうなぁ。

注)ワタシは走り屋じゃありません。(笑
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