2006.10.08 Sunday
散髪に行った。
休みと言うことで少し待つことを覚悟したが、先客がひとりいたが、うまいことに直ぐに座れた。
暑い夏と違って、直ぐに席についても汗みずくになることはもうない。
夏の間は、床屋へ行くだけで汗が出て、あの覆いというか散髪ケープというのをかけると中は蒸風呂状態になるのでたまらない。
出る汗を考えると気持ちもあせあせ状態となるので、逆効果。汗は次から次へと流れてくる。
床屋のおっさんも知ったもんで、ワタシが座ると、ケープを上へ跳ね上げ風通しを良くしてくれた。サンクス!笑
心穏やかに座っていた。
いつも静かな床屋だが、今日はテレビがついてた。
バラエティ番組。
あんまりテレビを観ないワタシでも、音が付いていれば耳で聞いている。出演者を思い浮かべながら、映像を思い浮かべている。結構、音だけでも状況はつかめる。
そうこうしてるうちに、客がもう一人やってきた。
寂しい頭髪の、偉そうな態度の親父。きっと会社とかで偉そうにしてる雰囲気
その客、店主にも誰にも断らずに、いきなりテレビ番組を変えた。
あきれた。
(何すんねん。やっと流れがつかめて結末が出るつーのに。ん)
空気を嫁。ここは半分公共空間なんやで
店主もお客さんということで強いことも言えない様子。
しかも、その客、その後、番組をザッピングしまくりで一番組に定着することがない。聞いている(座席に座っているので観れていない)こちら側としては意識が散漫になってイラついてくる。
多分、家でも自分が思うがままにテレビをザッピングしまくりで、家族からもそんなもんだと思われている様子がありありと浮かんでくる。
「でもな、ここはあんたの家とは違うんだ。」と、ごろつきたいのを必死に抑えた。
些細な出来事だが、その振る舞いの中には、彼らの思考方法や躾や作法みたいなものが透けて見えた。親父たちが「最近の若者は...。」とのたまうのに対しての、「オヤジうるせぇ」の対立構造が見えてしまったノダ。
こういった自己本位の傲慢なおっさんたち(たぶん団塊世代と見受けられる)の態度も改めてもらわないと、必ず一悶着起きるはず。
全部が全部同意するわけではないが、最近の団塊世代批判はそんな些細なことから喚起されているんでないだろか。
これからその世代が引退して公共空間に溢れ出してくる。
ますます、嫌われ者世代になるような気がしてならない。
ワタシ達は、時代を浪費しつくしたあなた方たちの生活も支えていかなければならんのだからさ。
良いとこ取りで逃げるんだから、も少し謙虚になってくれさ。
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