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服装の記号
060701
W杯決勝が続いている。
勝ちあがってきたところはどこも順当で、どのカードを見ても夢のカード。
まだまだ楽しみは続きそうです。

それにしても、暑くなってきましたね。
クールビズにしよっかなと思いながらも、汗だくスーツの毎日をもう少しガマンしようと思う今日この頃でございます。

先日、電車の中で面白い出来事に遭遇した。

とある兄ちゃんの廻りだけ席が空いていた。
ワタシはもう座席に座っていたので関心は薄かったのだが、何故だろうとチラチラとは見ていた。
兄ちゃん、見るからに「筋のヒト」のよう、堅気の方々には迷惑かけないといったホンモノではなく傍流系。(巷ではそれはち●ぴらと呼ばれる。)
見事に座席が空いていた。

廻りのおねぇちゃん、見てみぬふりをしていた。でも座りたそうだった。
おばちゃんも座りたそうだった。でも目を合わせないふりをしていた。

そこで兄ちゃん、カバンからとある雑誌をとりだした。

筋のヒトがカバンに雑誌が入っているのもありえなさそうなのだが、その取り出した雑誌がこの雑誌だった。

それを見て、座りたそうだったおねぇちゃんが即座に動き出し、座った。
おばちゃんは、相変わらず目を合わさないでいる。
ワタシも心の中で爆笑していた。

彼女の中で「なんだコイツ、単なる雑誌影響のチョイ悪崩れじゃねーか。」と判断は変わったに違いない。

服装も度が過ぎると勘違い系にずんずん向って行くし、そのヒトのイメージを決定づけてしまう。多分、兄ちゃんは「モテる・カッコイイ」と思っていた服装。それが実際には恐怖を演出してしまっていた。

コワイですねぇ、服装の演出は。

それとともに雑誌を取り出しただけで、その意味が全く違うモノに転化してしまうことに大笑い。その雑誌が示す記号論と言うか、層をグルーピングをしてしまう点で興味深い。

それは、一般社会に対してもその雑誌が「ちょい悪」と言ったイメージを持ってしまったということを示している。
どうなんだろ。そういったイメージがこびりついた雑誌を公衆の面前で読むということは...。
最近、嘘八百系の女性情報誌でも電車の中で堂々と読んでいるご婦人も見かけないんだが...。あーいったもんは美容室やウチでこっそり見るもんだと思うぞ。

出生の秘密をバラすみたいで、こっ恥ずかしくないんであろうか。

アンアン系、ノンノ系、キャンキャン系つー記号は、見かけだけでイケテルと判断してもらうものなんじゃないのかな。雑誌の記号で説明しなけりゃわからないもんは、どこまで行ってもヘタクソなんだろうとおぢさんは思う。
| 企画物 | 08:15 | comments (7) | trackback (0)

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