2006.02.16 Thursday
地方に出張してきた
車窓からはのどかな風景が見えていた
こんなところにもと思えるようなところにもポツポツと家々がある
想像してみる
気の良いじぃちゃんとばぁちゃんがゆったりとした時間を過ごしている
開口部は全開放
近所のおばちゃんが縁側から話し込んでいる
「これ食べてみ」
車窓からはそんな豊かな時間すら見えてきそう
満員電車の喧騒から少し離れると気持ちがゆったりする。
しかし現実は過疎に苦しんだり、世帯の高齢化に苦しんだりもあるのだろう。
現実は難しいな。
社会的なインフラが朽ちかけているのも遠目にも見て取れる。
帰ってきたら、新しい任務が待ち構えていた。
条件設定・調査業務に近いもの。川上の任務のお手伝い。
もの作り人としたら、最後の結果に建物と言う実体に直接関われないこの任務はちと遠慮気味
勤め人、仕事に選別はいかんのだが、モチベーションは最後の建物の実体があるがために保たれる。低給だけに、その部分だけはこだわりたい。
誰かさんの、しかも他社の方のためのお膳立て任務。
いためられても、虐げられても、エゴと言われようが川下でもの作りに関わっていたいぞー。
たぶん、ワタシたち種族は、その一点でいろんなこともガマンできているのだと思うのだ。
この件で気持ちをまさに認識できた
うーん、こちらの任務。やり投げ。おっと投げやりになりそう
一方で、車窓から見えたあの田舎に実体が立つ任務も継続されるのだ。
神様、そちらに気持ちが傾くのは許してくだされ。
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