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学ラン百景
昼下がり、打合せを終えて電車に乗る。
ワイワイ、ガヤガヤと高校生の集団が乗車してきた。
どこかへ課外授業にでも行って来た帰りなのだろう。先生らしき人間はいない。
現地解散とでもなったのであろう。
「どこまで帰るんや。」
「なんばや。」
「俺、天王寺...。」

(ずっとこいつらと一緒なのか...。)
眠ろうとしたが、騒がしさに辟易とする。
仕方がないので、彼らの様子をウォッチングした。

それにしてもだ。
同じ学校で、同じ制服でこれだけバラエティを出せるとは驚いた。
やはり個性を出したい年頃、他人様とは違った主張がしたいのだろう。

全員、違った主張はあったが、主だった部分でピックアップした。
手に持っていた飲み物も、それぞれ違っていたので付記しておく。(笑

050510


[ファンシー系]
ヒョロヒョロっと背の高い兄ちゃん。ズボンの裾はたくし上げ、半ズボンタイプにしている。
最近の若者?は皆そうなのか、スネ毛は全くない。
多分、ズボンを下ろしたら「しわしわ」になっていそう。お母ちゃんは怒るだろうなぁ。
そして、意味不明のキャラクターのポシェット
ワタシの時代は、そんなもん恥ずかしくて持てなかったんだけどなぁ。ま、いいか。
飲んでいたものは、カルピスソーダ

[モボ系]
最近は言わないのだろうか。「モボ」って表現。
エノケンの歌にもあった。
「俺は村中で一番モボだと言われた男〜♪」(古いなぁ)

ハンチング帽子をかぶって、かばんをたすき掛けにし、ヘッドホンで音楽を聴く。
ファッション誌にある感じ。
飲んでいたものは、ミルクティ。

見ていてイチバン、ノーマルな感じがした。

[正統派]
衣替えの季節。
ん、それは6月じゃねーのか。そうか半袖が先取りなのだ。
キチンと学ランを着ていた奴もいた。
最近は、短いやつなんですね。
昔はながーい長ランが高校生の主張だったんですけどね。
飲んでいたもの、コーラ。

[おやじ系]
このタイプはいつの時代にもいる。
まったくだらしない系。シャツのボタンは全開。しかも腹を出している。
腹も筋肉で割れていれば様になりそうだが、おやじ系プルプル...。
なんでそんなもんを出さんといかんのか。
タオルまで首からかけていかにもな感じ。
飲んでいたもの、たぶん、グレープジュース。

あーおもしろかった。
でも彼らと眼を合わせないように、苦労しました。
| 奇人伝説 | 20:43 | comments (5) | trackback (0)

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