2005.05.05 Thursday
柱のキズはおととしの〜♪
子供の頃、実家の柱にはキズが付いていた。歌のとおり背丈を計ってた。
あんまり伸びなかったけど。笑
ところで、今の家屋で柱にキズ付ける家ってあるのだろうかと思ってみる。
木製の柱の「あらわし」自体が減っている。新建材で大壁作りが主流となってるから木部が出るところは、建具枠ぐらいなものか。
逆に真壁作りの柱の表しの建物は高級なもので、キズをつけるなんてもってのほかとなりそう。
某キリンビールのCMで、田舎へ帰った父親がふと柱のキズを見て、遠き過去を思い出す。孫となる自分の子供の背丈の新しい印をつける。
うーん、いいCMだ。
だが、もし都会の家に帰って、子供がキズを付けたいって言ったら、どう言うんだろうか。「家のものにキズ付けたら、ダメだぞ。」だろうか。
昔のひとびとは、おおらかだった。
そんな感慨にふけると「時代が違うんだよ。」と言われそうだが...。
大空を鯉のぼりが舞っている。
「鯉のぼりの需要は減ってない。」らしい。
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