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乱数じじぃ
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打合せの電車での帰り。
いつものように、ヒューマンウォッチング。
今日もチェックのしがいのある人物がいた。
ニヤリ。

頭髪はロマンスグレーから、白髪に移りかけている年のころはもう還暦をとうに過ぎたじじぃ。
最初、ワタシの隣の席についていた。
おもむろに、手帳を取り出した。
何げにちらちらとそちらを伺う。

手帳には、1253-3568と4桁×4桁の数字が、小さな字でびっしりと書いてあった。
昔ながらの人らしく、めちゃ達筆。

最近は数字をキレイに書けるヒトが少なくなったなぁと思いつつ、この数字は一体なんだろうと目を瞑りながら考えた。

・4桁×4桁だから、携帯電話番号か...?
>それにしては、これほどまでのじじぃが携帯電話番号を管理してどうする?
 で携帯だったら、携帯自体に記憶させるだろう。

・商品番号か
>うーむ。人名対4桁数字の対の組み合わせ。それがイチバン近いかな。

そうこうするうちに、対面の席が空いた。
ワタシにウォッチされているのを、うすうす感じていたじじぃはすかさず前へ移動した。

む、じじぃ。何を恐れる。

さては見てはイケナイ数列なのか。

俄然、興味がそそられる。
もしや。
遠い北の国の乱数表か...。
暗号解読のためのもの...。

じじぃはこちらをちらちらと伺っていた。
うーん、まずいかもしれない...。

そんな興味を抱いた午後のひとときだった。 
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