<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
寂しげな販促壮年
070520季節の変わり目、風邪を引いて、久しぶりに仕事を休んだ。
気の緩みだ。それとも歳?
いやいや、そげなこと言っていられない。締め切りが迫っているぜ。
がんばろ

そんな病み上り
虚ろな気分で地下鉄出口から上がってきたら、ティッシュ配りの人物が地下鉄の乗客の動きを阻害するように立ちはだかる。

「じゃまじゃねーか。お前、そんなことしてたら逆に悪印象だぜ。」

ティッシュ配り、景気の状況を示していそう。今までは、貸し金業の人々のモノが多かったけど、最近では飲食店のやつが復活し始めている。
貸し金業の業績が悪いことは、新聞などで報道されている通り。
景気悪ければ、販促にまで余裕な金がまわるべくもない。

そんな世間の景気動向を示していて面白い。

いつもは、若いお姉ちゃんかお兄ちゃんが「よろしく〜」なんて言って配っているのだが、その日は違っていた。

それは、壮年の男性だった。
しかもティッシュを配る際、全然、声すら出さないし、にこりともしない。
ある意味、不気味なのだ。その姿には、悲壮感すら漂っていた。

おばさん、おっさんは貰っていたけど、若い女性などは気味悪がって避けて行く。それが、また地下鉄の出入りの乗客の渋滞を招いていて、結構、迷惑。

「こんなけ、迷惑かけておいて何の宣伝してるんだ。」

ティッシュを受け取る。

そこには、「オーダー紳士服」の綴り。
デザインは、昔ながらの渋めのデザイン。店名と住所と電話番号。
何が安くて、何が特典みたいなことは一言も書いていない。
マズイことに、そこには地図すらない。

「おいおい販促員も地味だが、販促グッズも地味だな。これじゃ、絶対に客は行かないぜ。」

多分、個人店長か何かなんだろう。頭を下げることも、お愛想をつくこともできず。
業績が悪化したにつけ、藁にもすがる気持ちで、どっかで聞きつけた販促方法をとったんだと思う。

でも、ダメなんですよね。コレ。

この(庶民に)不景気な世の中、紳士服をオーダーできる奴がどれだけいるのか。ましてや、それが「お特♪」な気分を煽らない限り、地下鉄を利用するような庶民に受けるはずなんてないノダ。
で、一番、最悪な展開が、販促員の暗い雰囲気がモロに出てしまっている所
誰も、そんなクライ人の店でモノを買いたいなんて思わない。

何か、そんなことを想像していたら、可哀想な気持ちになってきた。

誰かにそそのかされて取ったティッシュ配り販促。
どれだけ、成果が出るか楽しみにしてるのだろう。
しかし結果は散々なものに違いない。

「え、あんたみたいな同情票が入るって?」

いやいや、大阪人は買い物に関しては、そこまでおひとよしじゃない。
| 奇人伝説 | 19:36 | comments (9) | trackback (0)
ザッピングオヤジ
061008

散髪に行った。

休みと言うことで少し待つことを覚悟したが、先客がひとりいたが、うまいことに直ぐに座れた。
暑い夏と違って、直ぐに席についても汗みずくになることはもうない。

夏の間は、床屋へ行くだけで汗が出て、あの覆いというか散髪ケープというのをかけると中は蒸風呂状態になるのでたまらない。
出る汗を考えると気持ちもあせあせ状態となるので、逆効果。汗は次から次へと流れてくる。
床屋のおっさんも知ったもんで、ワタシが座ると、ケープを上へ跳ね上げ風通しを良くしてくれた。サンクス!笑

心穏やかに座っていた。

いつも静かな床屋だが、今日はテレビがついてた。
バラエティ番組。
あんまりテレビを観ないワタシでも、音が付いていれば耳で聞いている。出演者を思い浮かべながら、映像を思い浮かべている。結構、音だけでも状況はつかめる。

そうこうしてるうちに、客がもう一人やってきた。
寂しい頭髪の、偉そうな態度の親父。きっと会社とかで偉そうにしてる雰囲気

その客、店主にも誰にも断らずに、いきなりテレビ番組を変えた。
あきれた。
(何すんねん。やっと流れがつかめて結末が出るつーのに。ん)
空気を嫁。ここは半分公共空間なんやで

店主もお客さんということで強いことも言えない様子。
しかも、その客、その後、番組をザッピングしまくりで一番組に定着することがない。聞いている(座席に座っているので観れていない)こちら側としては意識が散漫になってイラついてくる。

多分、家でも自分が思うがままにテレビをザッピングしまくりで、家族からもそんなもんだと思われている様子がありありと浮かんでくる。

「でもな、ここはあんたの家とは違うんだ。」と、ごろつきたいのを必死に抑えた。

些細な出来事だが、その振る舞いの中には、彼らの思考方法や躾や作法みたいなものが透けて見えた。親父たちが「最近の若者は...。」とのたまうのに対しての、「オヤジうるせぇ」の対立構造が見えてしまったノダ。

こういった自己本位の傲慢なおっさんたち(たぶん団塊世代と見受けられる)の態度も改めてもらわないと、必ず一悶着起きるはず。

全部が全部同意するわけではないが、最近の団塊世代批判はそんな些細なことから喚起されているんでないだろか。

これからその世代が引退して公共空間に溢れ出してくる。
ますます、嫌われ者世代になるような気がしてならない。

ワタシ達は、時代を浪費しつくしたあなた方たちの生活も支えていかなければならんのだからさ。

良いとこ取りで逃げるんだから、も少し謙虚になってくれさ。
| 奇人伝説 | 13:13 | comments (5) | trackback (0)
帽子がなけりゃ
051020

やっと普通の時間に帰れるようになった。
ゆったり、のんびりと普通電車に乗車する。こんな時間帯に電車に乗るのも久しぶり。
この時期は電車の中も冷房が止めてあって困る。外は結構涼しくなったものの車内は空気が止まっていて暑い。朝のラッシュ時は尚更のこと。やっと汗の季節が終わったと思いきや上着を着ているから暑い。まだまだ汗かいてます。

そんな中で見かけた若い女性。
服はきちんとしたビジネススーツまでもいかないがオフィシャルもどき。なかなか決まっている。
フェイスもイイぞ。こりゃ。こりゃ。

しかしながら、頭の上にはスキーキャップ...。
深くかぶるのでなく、ちょこんと載せてるよう。帽子の大きさも頭に対して小さい。防寒ではありえない。まるで恵比寿さんのようなかぶり方。

「え。せっかくそこまでいけてるのに...。」

帽子との対比が可愛らしいには可愛らしいが、服と帽子のアンバランス。
あんまり見続けてると変な奴に思われるので見ないふりをするが、どうしても残念でチラチラ見てしまう。
「帽子なしの方がいいのになぁ。」(大きなお世話とも言う。笑)

それとも人の目を集めるためのアンバランスなのか。
そうであれば、作戦成功。おっさんは嵌ってしまった。
(普通の衣装であれば、見てもいないはず。)

寒い季節になると、帽子が増えてきますね。
ただ日本人で、男女ともにホントに帽子が似合う方ってあんまり見かけない。
特にフォーマル系の帽子が似合う方って皆無に近い。
ニット帽をうまく着こなす最近の若者達が中年になったら、そんな人種が増えるのだろうか。(謎

しかしながら、アンバランスはやっぱりおっさんにはわからないなぁ。
この辺りのセンスがわからないと、現代のスタイリスト失格なんだろうか。

帽子がなけりゃの後に続く結語は、皆様の想像におまかせします。
| 奇人伝説 | 00:41 | comments (3) | trackback (0)
育毛コミックとチューチューじじい
050909

疲れている。
仕事もピークに差しかかり、毎日夜遅い。
で、朝いつもの電車よりも、少し遅めの電車に乗車する。
その電車に乗ると5分ほど遅刻する。

「これくらい勘弁してくれよな。」てなことで、着席した。

疲れている時はちょくちょく利用させて頂いている。
この時間の電車に乗車している面子はいつも同じ。
「座れる」ということで狙い目なのだ。
正規の時間帯には就業地へ到着できないので、乗っている面子も個性的だ。

その中でも特に個性的な2人が、今日はニアミスをしていて、興味深々で眺めてしまった。

ひとりめ
初老のじいさん。
ビニルの買い物袋に紙パックのジュースを入れて、そこからストローを突込み「ちゅーちゅー」とジュースを音をたてて飲む。
ジュースを飲むのも去ることながら、買い物袋で隠すように飲む姿が一種異様。
マンハッタンのドランカーが紙袋で酒瓶を隠すように飲む姿に通じるものがある。
そして、何よりもすごいストローの吸引音。
廻りもじじいのやることと、いつも生暖かい眼で見つめている。
名づけて「チューチューじじぃ」

ふたりめ
途中の駅で乗車してくる中年のおっさん。
年の頃、40半ば。
少し緩めに座っていたチューチューじじぃに「ツメテクレ」とのたまう。
ゆっくりと移動するじじぃに対して半ば強引に座り込む。
おもむろに足を組んで眼鏡をかける。
ナルシチシズム満開。
眼鏡にはシニアレンズも入っている様子で下げ気味。

そして拡げるコミック誌。
何をやっている人種かわからないが、この人物。拡げる雑誌はいつもコミック。
当然ながら毎日種類が違う。コミックにかけるエンゲル係数は非常に高い様子。

頭髪がもう殆ど逝っている。
時々隣になることがあるが、もう匂うのなんの。
そう、育毛剤の匂い。
しかも安物の匂い。
なぜわかるのかって?
会社のおっさんがふりかけていて、何か聞いたことがある。
答えなかったが、カマをかけて聞き出した。
その匂いと全く同じ。

最近では、おばちゃんの化粧品ですら、微香性のものが増えたというのにこれだけ匂うのはちと不快。
「もっと高級品つけろ。」と思ってしまう。

その個性的な二人が隣合わせということで、何か起きるか期待していたが、二人とも全く意に介さぬ様子。
それぞれに自分の世界に入っていった。

ナルシーにコミックを読む育毛剤の横でチューチューと音を立ててじじぃがジュースを飲んでいた。

つくづく日本は平和だと思う。
| 奇人伝説 | 02:00 | comments (2) | trackback (0)
プロの道具
050526
今日は殆どの人間が出払っていて、相手にしなくていいのでバンバン図面が描けるぞと思っていたが、間違いだった。電話がいたる箇所で鳴っている。くそ、電話はキライなのだ。
調子に乗り始めると、電話。苛立ちは募る。特に内線電話。
「○○さんいますか。」(名を名乗れ)
「いつ帰ってきますか。」(システム上、行き先はウェブでチェックできる)
「今日は戻らないようです。」
「ガチャン」(おいおい、何も言わずに切るなぁぁぁぁーーー。)

そんな日々を送っております。
(殆どは礼儀正しい方々なのですが、一部の無礼な方々が屹立してしまいます。)

おっと、そんな話では無かった。
仕事で遅くなって、終電近くになると、ときどき出くわす人物。

「中吊広告交換師」

電車には中吊広告が掛かっている。古来からの広告方式で、あれが無かったら電車の中はいかにも殺風景だと思うしつまらない。
電車内では本を読むようにはしているが、満員電車で本すら広げることができないときには、やはり中吊広告に目がいってしまう。
あの起源については、「いつから始まったんだろう。」と思い検索をかけてみたが、ぴったりとした解答が見つからなかった。知っている方、教えてください。

そんな中でちと読み込んでしまったサイトがあった。
「都市空間と広告」
おそろしく長いが、良くまとまっていた。

あの広告はいつ誰が交換しているのだろうと思っていた。
列車車庫に入った後や始発の前に掃除と共にやっているのかなと思っていた。
ワタシの乗車している某ローカル路線では、最終電車近くになると彼は乗り込んでくる。

年のころ、60は越えているおじいさん。
片手には踏み台を携えている。踏み板は木製。泥や雨水で年季が詰まった味が出ている。
脚もスチールの黒色が絶妙の色合いをかもし出している。
肩からは、たすき掛けをしたかばんのようなもの。でも袋の短辺部分は筒のようになっている。広告が長さがあるものだから両サイドの留めは不要なのだろう。

電車が動き出す。
そんなことは、じいさんはおかまいなし。
1.吊広告の下に踏み台を置く。「ひょぃ」とじいさんは乗っかり、今ある広告をはずす。
2.はずした広告を吊かばんの最上部に入れ込む。
3.吊かばんの中の、最下部の広告を引っ張り出す。
  →ここがミソなんだと妙に納得する。取り出すのは下から、収納は上からだ。

1吊りの広告を替える時間は、1秒とかからない。まさしく早業。
終電間際なので、乗客もまばらだが、皆、彼の一挙手に目が釘付けになる。

美しいと言っても過言でない技。
そして、何の変哲もない道具。名人に使われる道具。
輝いて見える。

しかし、それは名人に使われてこそ輝く。
| 奇人伝説 | 00:01 | comments (10) | trackback (0)
学ラン百景
昼下がり、打合せを終えて電車に乗る。
ワイワイ、ガヤガヤと高校生の集団が乗車してきた。
どこかへ課外授業にでも行って来た帰りなのだろう。先生らしき人間はいない。
現地解散とでもなったのであろう。
「どこまで帰るんや。」
「なんばや。」
「俺、天王寺...。」

(ずっとこいつらと一緒なのか...。)
眠ろうとしたが、騒がしさに辟易とする。
仕方がないので、彼らの様子をウォッチングした。

それにしてもだ。
同じ学校で、同じ制服でこれだけバラエティを出せるとは驚いた。
やはり個性を出したい年頃、他人様とは違った主張がしたいのだろう。

全員、違った主張はあったが、主だった部分でピックアップした。
手に持っていた飲み物も、それぞれ違っていたので付記しておく。(笑

050510


[ファンシー系]
ヒョロヒョロっと背の高い兄ちゃん。ズボンの裾はたくし上げ、半ズボンタイプにしている。
最近の若者?は皆そうなのか、スネ毛は全くない。
多分、ズボンを下ろしたら「しわしわ」になっていそう。お母ちゃんは怒るだろうなぁ。
そして、意味不明のキャラクターのポシェット
ワタシの時代は、そんなもん恥ずかしくて持てなかったんだけどなぁ。ま、いいか。
飲んでいたものは、カルピスソーダ

[モボ系]
最近は言わないのだろうか。「モボ」って表現。
エノケンの歌にもあった。
「俺は村中で一番モボだと言われた男〜♪」(古いなぁ)

ハンチング帽子をかぶって、かばんをたすき掛けにし、ヘッドホンで音楽を聴く。
ファッション誌にある感じ。
飲んでいたものは、ミルクティ。

見ていてイチバン、ノーマルな感じがした。

[正統派]
衣替えの季節。
ん、それは6月じゃねーのか。そうか半袖が先取りなのだ。
キチンと学ランを着ていた奴もいた。
最近は、短いやつなんですね。
昔はながーい長ランが高校生の主張だったんですけどね。
飲んでいたもの、コーラ。

[おやじ系]
このタイプはいつの時代にもいる。
まったくだらしない系。シャツのボタンは全開。しかも腹を出している。
腹も筋肉で割れていれば様になりそうだが、おやじ系プルプル...。
なんでそんなもんを出さんといかんのか。
タオルまで首からかけていかにもな感じ。
飲んでいたもの、たぶん、グレープジュース。

あーおもしろかった。
でも彼らと眼を合わせないように、苦労しました。
| 奇人伝説 | 20:43 | comments (5) | trackback (0)
知らぬが仏
050421
あったかくなってきた。
街にはニューフェイスもあふれ、活気があふれだした。
しかしあったかくなると、変は奴も増えてくる。先日は大阪市営地下鉄で、他人を突き落とすと言った狂人としか思えない奴まで出現した。理由は点字ブロックに荷物を置いていたといったことらしい。注意する前に突き落としてしまう。どうしてなんだ。

そんな廻りの危険を意識して街を眺めていると、またウォッチの眼がキラリと輝く。

ちと歳が行ったおっさん。いや爺さんかな。
シルバーグレイの頭髪に緑系のベースボールキャップをかぶり、スタジャンを着ていた。
「おっちゃん、若いやん。」と思いつつ、背中に描かれた絵を見た。

これまたスゴイモチーフだった。

富士山と五重塔と舞妓さん.....。

きっちり刺繍されていた。
今時、ないぞ。この組合せ。
「一応、日本の美をテーマにしているのか。」

と、ふとロゴを読む。

上部には "Tokyo Club"

「モチーフは京都と静岡だぞ。日本を代表都市としての東京倶楽部って無いことはないがな。」

そして、下部にあるロゴがイカシテイタ。

"Retern from Hell!"

ああっ。やられた。

『地獄から帰ってきたぜ。。。。。。。。。。。』

「日本の美」と「地獄」との妙な落差に、やられてしまいました。
プリントならともかく...。
刺繍まで...。

そんなバックロゴをしょって、街を歩く爺。
たぶん、近所のバッタ屋で「このジャンパーいいやんけ。」って買ったものだろう。
廻りの人々も「かっこいいやん。」って誰も奇異さを指摘するものはいないんだろう。

それとも、海外で買うてきたんだろうか。
時々、海外には理解できない日本語のTシャツなんかが売っている。
海外の人々からすれば、漢字がカッコイイらしい。

「永谷園」とか一字で「変」とか「赤」、日本人からしたらわけわからない噴飯もの。
事例はココなんかが面白い。

しかし、日本人だって負けてはいない。
ヘンテコ英語のロゴをしょって自慢げにあるいている人間だってイパーイいる。

ワタシも英語が得意でないので、ココなんかの事例がおもしろい。

やっぱり、ロゴの書いてあるもの着るときは気をつけよっと

自慢げに、CaliforniaなんてTシャツを着てアメリカへ出かけているあなた。
それって、日本で「岩手県」ってTシャツ着ていることと同じなんだなぁ。

まぁ地域振興のためにはいいか。
| 奇人伝説 | 17:32 | comments (2) | trackback (0)

[1]




↑この広告は借用サーバーから送られてくるものでコンテンツと関係ありませぬ