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いろんな違いがあるもんだ
070908
仕事で「きびだんご王国」に行ってきた。
(どう新しい地域アイテムでしょ。笑)
この名産で表現するのって結構良いんでないか。と思う反面、名産が無い地方だったらどうしよう。それに「広島焼き」みたいに名産に地名入っていると、ちと興ざめ。

ま、そんなことは気にせずに行ってみよう。

相変らず暑い昼飯のこと。
一緒に行った前にも書いた「パンかよ〜」のおっさん。
今度はラーメン屋に入ると言い張る。

おいおい、確かに名産のもんはあんまり見当たらないが、このくそ暑いのに「ラーメン」は無いだろ。しかも店がめちゃ狭くて肩触れ合って食うなんて、真っ平だぜ。とは思ったが、言い出したら聞かないんで、その店に入った。

で、ワタシはたまらんので「冷麺」を頼んだ。
おっさん、このくそ暑く狭いのに、坦々麺にギョーザ
「おい、この後、人と合うんじゃねーのか。知らん。」

先に温かい系の麺が出てきた。ワタシの冷麺は冷やしているんか遅かった。

で、出てきた代物
麺の廻りにレタスだけが並んだモノ
「おいおい、これは何か。サラダ麺か...。」
「ワタシが予想していたのは、ちゃーんとハムとキュウリのスライスと錦糸卵が乗ったオーソドックスな奴だぜ...。」

しかも、皿の袖に乗っているはずのモノが無い。

そう、マヨネーズ!

「すいません。マヨネーズって付いてないの。」
「はぁ、これはスープで麺を味わってください。」

仕方無しに、そのスープとやらで食った。
確かに不味くはなかった。しかし、ここ一発のパンチが無い。
やっぱりマヨネーズがほしかった。

しかし、ネットで調べたら、マヨネーズをかける方が邪道のよう。
しかも、よくよく調べてみると「味噌王国」の発祥らしい。

知らなかった。

味噌王国と言えば、もひとつ面白いことを思い出した。
帰省の際、スーパー銭湯に行って、湯上りにビールを飲んで一息ついていた。

その横で、ジジイが「トコロテン」を食ってた。
「懐かしいねぇ。この店にも、そんなもんがあったんやねー。」
先割れスプーンみたいなモンで食ってた。

「おいおい、トコロテンてなもんはよ。箸一本で食うのが粋ってモンじゃねーのか。あ」
「酢醤油にゴマかけてツルツルッとねー。」

しかし、これも最近では、箸2本で食うのがメジャーな様子
発祥は良くわからないようだが、確か昔の味噌王国では1本だったはず。

トコロテン。殆ど食ってなかった。
たこ焼き王国に来てからは一回も食ったことがない。
そもそも、巷の食堂のメニューにあるのかさえ、わからない。

あれって、酢がキーンて来るんで、すすった時に鼻にはいって鼻からビューンって飛び出すんですよね。
ワタシが幼少の頃、親父が鼻から勢い良く飛び出させた記憶は今でも鮮明に残っている。

そげな記憶は残すなってか。
いやいや、自分がコドモの前で、それを再現しそうで恐ろしいのだ。
| 企画物 | 01:12 | comments (3) | trackback (0)
怪しい道具集
070721

仕事が終焉に向って突っ走っている。
職人の皆さんが休みなしで、追い込んだ成果に見学に来た誰もが驚いている。
「ホントに出来たんやなぁ」って

前ログで書いた杞憂、建物は台風にも負けませんでした。ホッと一息。

ワタシと言えば、その建物の検査、検査に飛びまわっています。
最後、急いで追い込んだんで、色々忘れたり、不具合が出たりしたところを、チェックしています。いくら急いでもやる事はやってもらっています。

こんな事も、ワタシ達の仕事。
先日、建物すべてを廻っていたら、夜中の12時になってた。
足は棒のようになってました。

絵にあるような、「伸縮式の手鏡」で見えないところもチェックしてます。

こんな道具、普段持っていたら絶対怪しまれるみたいなモノが活躍するのだ。植草氏じゃないけど、この手鏡はカバンの中には絶対入れておかない。
見えないところが見える道具を持つと、人間、ふらふらと行ってしまう。(笑

他には先が磁石になった伸縮式のもの
何に使うかって?
それは、磁石にくっつくのが「鉄」、くっつかないのが「ステンレス」

サビに強いのは「ステンレス」
確認のために時々やってます。

そうやってチェックして不具合が出ている所には「付箋」を貼ります。
糊が壁なんかに移っちゃうとマズイので、糊が薄いテープで代用するんだけど、ペタペタと貼りまくります。
建物中に貼られました。

後は、消しゴム
建物のちょっとした汚れは消しゴムを使って取るんですよ。

水拭きしたり、薬品で拭くのは、それから
それでも取れなければペンキやクロスの「やり直し」

そんな道具集を、水の入っていないプラスチックのバケツの中に突っこんで各所を巡る。あんまり格好の良いモノじゃないんだけど

え、何でバケツかって?

これも不思議なんだけど、ワタシの行ったどの現場でも最後の検査にはバケツ隊が付いて来ていた。
カバンに入れて優雅にやってる場合じゃないってことです。
色々入れることが出来て、持ち手が付いていて、実用的にそれがイチバンなんだとの結論かな。

実は、百均へ行くと、怪しい道具集に加えてやろうと狙ってるんです。(笑
何か使えそうな道具があったら、教えてください。
| 企画物 | 08:02 | comments (6) | trackback (0)
和を知らず
070707

前に書いた「パンかよ」の場所に、行ってきた。
ちなみに、梅干しが有名な場所

今回は現地集合にして、ワタシだけご当地のモンを食おうと先行して現地入り。
ご当地ラーメンなるものを食した。
期待していた割には、味噌文化圏のワタシには、どっちつかずのモンだった。
スープの色はどす黒いが、その割には味は、はっきりせず。かと言って上品でなく....。好きな方はごめんなさい。ワタシには合わない感じ。
何も、味が濃けりゃイイ訳ではないんです。喜多方ラーメンみたいな上品な味でも良い。何かキラリと光るモンがあればイイ。

ご当地の冠を付けるならば、も少し何か欲しいなと思った。
行った店が不味かったのかもしれないけど…。
ラーメンを語ると通の方々が跋扈しそうなんで、この辺で。(笑

今日は、その土地で見た時代の流れみたいなものの話
時間があったので、ゆっくりとトイレの個室に入った。
デパートのキレイなトイレ。やっぱり夏は駅の公衆トイレよりも涼しい商業施設のトイレが良いな。

「今日の打合せはどうなるかな。」なんて思いながら、用を足して個室を出る。

小学生ぐらいの男の子
ぶつぶつ言いながら、ワタシの方へ向ってくる。
ワタシが出た個室へ突進してくる。

「そうか。待っていたのか。悪かったなぁ。」

扉を空けっぱなしにしながら、小用を足している男の子
洋便器の便座を上げるのも、もどかしく便座の隙間から用を足している姿は何だかなと思った。

トイレの中を見まわすと、小便器のあさがおも空いている。
(小便器って、別名あさがおって語られるんですよ。)

「そうか、あの背の高さでは届かないんだなぁ。」

海外のトイレに行って日本人が対面してしまう問題なんで、彼の気持ちは良くわかる。

床まである小便器は、どうしても床との隙間が汚くなるから、設計の際に敬遠されることが多い。
本当は、年齢層が幅広く来訪するデパートみたいな施設には、1箇所ぐらいは床までの小便器を付けなければ駄目だと思うのだが、そのトイレでは、そこまで心配りがされていなかった。

しかし、ふと見ると和便器が空いていた。

日本では衛生面で、洋便器と和便器がセットで設置されることが多い。
多数の人間が使用するトイレでは、接触しない点では和便器は優れていて、設計の際でも一箇所は和便器でと言う要望が根強いのだ。

しかし、その子供には和便器は使用する場所と言う認識がなされていなかった。
背丈からは使用に足り得る。
まぁ中腰にならなければいけないと言う面倒くささがあるのだが、あれだけ急いでいたならば背に腹は変えられないはず。
それが選択肢として選ばれないと言う事は、和便器はトイレとして認識されていないのかもしれない。

小学校とかで、和便器が次々と撤去されていると聞く。家庭では殆どが洋便器になった昨今、使い方すら判らない子供が増えたそうだ。

洋便器が導入された頃、和便器でするように洋便器の高いへりに乗っかって用を足すなんて人がいたなんて話は、今や昔
まさに洋と和が逆転してしまった。
時代の流れを感じてしまうなぁ。

しかし、野山に行って、今時の子供はどうやって大の方をするのだろうか。
やっぱり和方式の方が自然に近い形だと思うのだが…。
| 企画物 | 22:44 | comments (4) | trackback (0)
コインの行方
061022_1
天高く馬肥ゆる秋ですなぁ
近所の秋祭りに行ってきた。御神輿にハッピを来た子供たち
秋深まってきたって感じがします。
賽銭を投げ、拍手打ってお参り

当然、コドモは出店に目は向く。

食い物系
綿飴、焼きそば、広島焼きにおでん...
うまそうです。(本当は大したもんじゃないんだけどね。)

そして遊び系
輪投げ、引き物、当て物、玩具すくい...。
やはりお祭りは心惹かれるものがあります。

で、そこでは水中コイン落しなるものがやっていた。
水槽に水が張ってあって、容れ物が沈めてあり、そこにコインを落として容れ物に入ったら大当たりと言うたわいもないもの。

前のコドモ達が挑戦し、皆、失敗してゆく。
ウチのコドモの番になった。ポトポト容れ物に入る。大当たり。
コインと水面を平行にして入れるのだ。
親はビックリ。「すごいな。」

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どうしても、この遊びの場合、水面に直角にコインを落としたくなる。しかしながら、そうしたら最後、絶対に容れ物には入らない。コインが流れてしまいコントロールが出来ないのだ。

理論的に考えれば、その通りだが、コドモは考えてやった訳でない模様
夏の旅行のお祭りで、どうしても入らないから店の人に教えて貰ったらしい。

玩具すくい系もコツを教えて貰ってた。水流に逆行せず、流れに合わせた方が良いらしい。抵抗値を低くするんだな。
「へぇ、いろいろあるんだなぁ。」

コツと言うモノは、結構、物理の理論に合っているもんなのだ。

小学校で理科が履修項目から減ったり、理科嫌いが増えたりしている。
やると面白いんだけどな。
| 企画物 | 18:25 | comments (3) | trackback (0)
かっての定番は
060819

忙しかった。ホント
何とか終わりそう
あんまり良い終わり方になりそうじゃないけど...。
その話はまたいつか
夏が終わりだと言うのに、やっとワタシの夏休みに向けられそうです。

忙しかった間にも、おもしろい事象があった。
事象ってカタイなぁ。仕事口調がまだ残ってやがら。笑

巷は盆休みと言うのに仕事に出かける地下鉄内の出来事
ベビーカーを座席の横に並べ、どっかに出かけようとする家族の面々
里帰りでもしてるのだろうか。おばぁちゃんもいてる。

「ああ、ウチはワタシが仕事だからなぁ。良いなぁ。」なんて思いつつ...。
ベビーカーの中の子供がむずかりだした。

切符を渡したり、鍵を渡したり何とかなだめようとするおばぁちゃん
子供も最初の内は、もの珍しさに渡されたモノを握りながらおとなしくなるが直ぐに飽きる。
おばぁちゃん、次から次へとカバンの中からモノを出してくる。化粧品とか飴とか...。
さすがに出すものが減ってきたみたい

そして、終わりの方に出てきたのが「都こんぶ」
心の中で「キターーー」と叫ばずにいられなかった。

そう、昔、旅の定番と言えば「都こんぶ」だったのだ。
(ワタシの親の世代の話なんだけど)
ワタシ達の時代はいろんな菓子が出始めて、こんぶなんてと思っていたけど...。
でも旅行に出かけると親や祖父が持っていたあのこんぶを貰ったもんだった。

塩みたいなのが付いていて、しんなり感がある、あの酢こんぶ...。

考えてみれば、こんぶが乾燥したら固くなっちゃいそうなんだけど、あのしんなり感は特筆もんなんだった。
「ぐみ」みたいなやわらか系のおやつが出てきて、定番の座を譲った感があるんだけど、歯が弱くなった世代には、まだまだ健在なんだなと思った次第。

気になって製造工程を見てみた

手作業が大変そうだ。ご苦労さまです。
こんな苦労があって、定番は支えられているんだなぁっと感心

ページの最後に
> 洋風お菓子が氾濫する中、数少ない和のおやつのひとつである“都こんぶ”
とあるところに危機感を感じてしまう。

夏の定番と言えばビールに枝豆、カルピス、流しそうめん、麦茶...。

時代の移り変わりでいろいろ変わるけど、あんまり変わらず絶大的な支持者がいるから定番なんだろうなぁ。定番の座を維持するのも大変なんだ。

皆さんの定番って何ですか。

ん、むずかった子供?
当然、それにも飽きて、また何かを要求してましたよ。
| 企画物 | 22:34 | comments (5) | trackback (0)
服装の記号
060701
W杯決勝が続いている。
勝ちあがってきたところはどこも順当で、どのカードを見ても夢のカード。
まだまだ楽しみは続きそうです。

それにしても、暑くなってきましたね。
クールビズにしよっかなと思いながらも、汗だくスーツの毎日をもう少しガマンしようと思う今日この頃でございます。

先日、電車の中で面白い出来事に遭遇した。

とある兄ちゃんの廻りだけ席が空いていた。
ワタシはもう座席に座っていたので関心は薄かったのだが、何故だろうとチラチラとは見ていた。
兄ちゃん、見るからに「筋のヒト」のよう、堅気の方々には迷惑かけないといったホンモノではなく傍流系。(巷ではそれはち●ぴらと呼ばれる。)
見事に座席が空いていた。

廻りのおねぇちゃん、見てみぬふりをしていた。でも座りたそうだった。
おばちゃんも座りたそうだった。でも目を合わせないふりをしていた。

そこで兄ちゃん、カバンからとある雑誌をとりだした。

筋のヒトがカバンに雑誌が入っているのもありえなさそうなのだが、その取り出した雑誌がこの雑誌だった。

それを見て、座りたそうだったおねぇちゃんが即座に動き出し、座った。
おばちゃんは、相変わらず目を合わさないでいる。
ワタシも心の中で爆笑していた。

彼女の中で「なんだコイツ、単なる雑誌影響のチョイ悪崩れじゃねーか。」と判断は変わったに違いない。

服装も度が過ぎると勘違い系にずんずん向って行くし、そのヒトのイメージを決定づけてしまう。多分、兄ちゃんは「モテる・カッコイイ」と思っていた服装。それが実際には恐怖を演出してしまっていた。

コワイですねぇ、服装の演出は。

それとともに雑誌を取り出しただけで、その意味が全く違うモノに転化してしまうことに大笑い。その雑誌が示す記号論と言うか、層をグルーピングをしてしまう点で興味深い。

それは、一般社会に対してもその雑誌が「ちょい悪」と言ったイメージを持ってしまったということを示している。
どうなんだろ。そういったイメージがこびりついた雑誌を公衆の面前で読むということは...。
最近、嘘八百系の女性情報誌でも電車の中で堂々と読んでいるご婦人も見かけないんだが...。あーいったもんは美容室やウチでこっそり見るもんだと思うぞ。

出生の秘密をバラすみたいで、こっ恥ずかしくないんであろうか。

アンアン系、ノンノ系、キャンキャン系つー記号は、見かけだけでイケテルと判断してもらうものなんじゃないのかな。雑誌の記号で説明しなけりゃわからないもんは、どこまで行ってもヘタクソなんだろうとおぢさんは思う。
| 企画物 | 08:15 | comments (7) | trackback (0)
カツカレーの作法
060523

雨の中、いつもの定食屋に行く。
いつも空いている店が満員だった。並んでまで昼飯を食う気にもならないのでそちら方面のカレー屋にふらりと入る。
ガラ空き。客は自分ひとり。
食うもんさえ、選り好みしなけりゃゆったりとしたランチが出来るのさ。
いつもはビーフカレーの大盛りを頼むのだが、定食を食う心積もりだったので、それはちと寂しげ。なのでカツカレーを注文した。
「へい、お待ち」

「おっきたきた。」
おもむろに揚げたてのカツをほおばる。

「やっぱり、揚げたては旨いぜ。」

サクサクとカツを食った。
「うーん、カレーと合いまって美味。^^」

仕事のこととか考えていたので、カツばっかし先に食ってしまっていた。

気づいた時には遅かった。
皿には殆どカレールゥーのかかっていない白ご飯だけが残った。
「うぁーしまった。」後の祭り

カツカレーと言うものは注意しないといけない。
得てして盛り付けは、ご飯をつけ、その上にカツを乗っけ、更にカレールゥーを上からかける。当然、カツの下にはカレールゥーは乗っからない。
先にカツを食ってしまうと白飯のみが残るのだ...。

店主が見てない隙に、付け合わせのキャベツの酢付を沢山盛って、ウスターソースをご飯にかけ「ソースめし」で食った。
失敗だった。

押しつぶされそうになりながら、ふと思った。
カレールゥーは必ず向って右側にある。
右利きのためには、ルゥーをすくってご飯に絡ませながら食べるカレーは当然だな。

じゃぁ、左利きのヒトは出されたカレーの向きをひっくり返すのか。
どなたか、レポートおながいします。
| 企画物 | 00:21 | comments (8) | trackback (0)
悪い景観なのか
051226

ネット上を徘徊していて知ったのだが、「美しい景観を創る会」なるものが、「悪い景観100選」なるものを提示していた。
リアルで私も拝見していたのだが、現在、サイト自体を閉じてしまって、その会の趣旨すらわからない状態となっている。
各所に残骸や、ピックアップ記事12があるので、雰囲気を感じることは可能です。

土木、建築、ライティングデザイナー、都市計画家、造園計画家などなどの権威と呼ばれる方々、12名の主観により、悪い景観が特定され写真入りで晒されていた。
このサイトを見た時から違和感を感じえぬにはいられなかった。

景観は社会のシステムや時代背景と密接にリンクしている。
ここに悪例として挙げられた景観は、権威の方々自身が高度成長期を経て作り上げてきたもの、まさにあなた方が作った景観ではなかったのだろうか。
手を貸してないなんて言い訳は聞きたくないのだ。時々で声をあげる機会は絶対にあったはずなのだ。

それを時代が変わったからと言って、手のひらを返したように悪い景観として特定するには、あまりにもご都合主義、勝手としか映らないのだ。
まるで「私達は失敗作を作っていた。」と暴露しているようなもの。

例として挙げられていたのは、街にあふれる看板や、宅地の乱開発、街に溢れるネオンの数々、好き勝手にデザインされたビルディング、電柱、工場の煙突、高速道路の高架により覆いかぶされた歴史ある橋の欄干などなど。

確かに歴史の風味が加わった欧州に比べ、これら景観は薄っぺらであまり気持ちの良いものではないのは、皆、薄々感じていることだと思う。

ネット界隈を見ると、特に若い世代に反発が強い。

そりゃそうだ。私でもそう思う。
突き詰めていけば、年金問題と同様に「権威か何だか知らないが、あんたたちの都合の良いように事を進めるな。」ってことなんだろう。

一方の意見として、退廃的な廃墟として、映画等でこれらの構築物が消化され、それ自体が日本の文化だという意見もある。それはそれで面白い見方だ。

多種多様な意見聴取を目的として、サイトを立ち上げたのではないのだろうか。
サイトを閉めて遁走するぐらいならば、最初からそういったネガティブキャンペーンをやるべきではない。なぜ反発意見が出ることを予見出来ないのか。
我々が言ったことは、絶対なのだ。と勘違いでもしているのだろうか。

ネット上では、もう権威だなんて何の足しにもならない。

構造偽造問題で設計に携わる人間の地位は地に堕ちた。そんな空気すら読めないで、ネガティブキャンペーンを張るなんて無謀すぎるのだ。

ちと付け加えると、建築分野の権威の方は、自身が所属する企業が以前に取り上げた旧阪急コンコースの建替えの設計を請け負っておられるようだ。

ん、美しい景観を創る?

自身の所属する企業が商業論理の中で、率先して歴史的景観とも言えるものをぶち壊して造り替えようとしているのに...。
やっていることは経済優先の原理に則った商行為設計
一方で「悪い景観はこれこれだ。」と断定。

片腹おかしい。
「目くそ鼻くそを笑う」(下品スマソ)
そんな感じがする。

社会システム・時代背景、歴史、経済原則にまで言及せず、ただただ表層を見て、怪しげな感性において判断するのは止めにして欲しい。

美しい景観を創るならば創るで、権威の集合体ならば、社会のシステムにも言及・意見出来るはず。
そして、さらに美しき景観を創るには、こういう手法があると言ったポジティブなケーススタディを提示して貰いたいのだ。
自分たち権威が礼賛される仲間内の中での自己満足でなく、若者にも受け入れられるような提案をしてもらいたいのだ。

至近で言えば、物凄く良いケーススタディがある。

「郊外立地規制」なる街づくり三法が制定された。
一定規模以上の郊外に出店される大型のショッピングセンターや公共施設(病院など)を規制するといったもの。

ネット上では「そんなこと規制しても、商店街のシャッター街問題は解決しないよー。」と言った意見が根強い。これこそ、社会システムの問題。経済原則の問題。都市計画。建築計画。デザインetcが複雑に絡み合った問題

どうしたら中心市街地に活気が戻り、どんな世代にも楽しく、魅力あり、そして「美しい街」が形成されてゆくのか。これをきちんとポジティブに示してゆくのが、設計者や都市計画者に課せられた役割ではないのか。

ネガティブキャンペーンをして晒しあげるよりも、そちらの方がよほど建設的で健康的だと思うのだ。
もし、それすら示せないのであれば、権威なんか捨てて、さっさと新しき若い力に任せてほしいと思う。


(追記)
12.30現在、サイトは復活している模様です。
| 企画物 | 00:28 | comments (2) | trackback (0)

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